シロアリ駆除剤の匂いはいつまで残る?原因・期間・対策・低臭性製品の選び方を解説

シロアリ

シロアリ駆除剤の匂いは、適切に換気すれば一般的に2〜3日でほとんど感じられなくなり、長くても1週間程度で収束します。匂いの原因は薬剤成分や石油系溶剤・噴射ガスなどで、換気・空気清浄機・消臭剤の活用で軽減できます。

本記事では、シロアリ駆除剤の匂いが残る期間・原因・対処法・低臭性製品の選び方・業者依頼時の確認ポイントを解説しています。

害獣駆除・即日対応 7,700円から 駆除の達人

目次

シロアリ駆除剤の匂いはいつまで残る?

シロアリ駆除剤の匂いが残る期間は、住宅構造や換気頻度、使用する薬剤の種類によって変動します。一般的な目安は下記のとおりです。

状況匂いの目安期間
十分に換気できる住宅・業者施工1〜3日でほぼ消える
換気が不十分な住宅・市販剤の過剰使用1〜2週間続く場合あり
低臭性タイプの薬剤(水性・マイクロカプセル)24時間以内に大幅軽減
石油系溶剤・エアゾール型市販剤数日〜1週間以上

業者施工で十分に換気できる住宅の場合、ほとんどの匂いは1〜3日で気にならなくなります。床下に薬剤を散布した場合でも、住宅の通気層を通じて自然に外気と入れ替わるためです。

一方、換気が不十分な住宅や、市販剤を必要量以上に使用した場合は、1〜2週間以上匂いが残ることがあります。家屋の気密性が高い、床下換気扇がない、施工時期が梅雨・冬で換気しにくい、といった条件は匂いが長引く要因です。

低臭性タイプの水性薬剤やマイクロカプセル化された薬剤は、24時間以内に大幅に軽減します。業者が使う薬剤は近年、こうした低臭性タイプが主流になっています。市販剤でも低臭性表記の製品が増えているため、購入時に確認しましょう。

シロアリ駆除剤の匂いの原因

シロアリ駆除剤の匂いの主な原因は、下記の4つです。

  • 薬剤の有効成分そのものの匂い
  • 石油系溶剤の揮発成分
  • エアゾール型の噴射ガス
  • 過剰使用や換気不足による滞留

薬剤の有効成分そのものの匂い

シロアリ駆除剤に含まれる有効成分そのものに、独特の匂いがあります。ピレスロイド系や有機リン系の薬剤は、薬品らしい匂いが感じられる成分です。

ただし、現在主流のネオニコチノイド系・フェニルピラゾール系は低臭性の成分で、揮発しにくく匂いも少なくなっています。マイクロカプセル化された薬剤は、有効成分をカプセルで包んで揮発を抑える技術が使われているため、さらに匂いが抑えられています。

石油系溶剤の揮発成分

シロアリ駆除剤は、有効成分を溶かす溶剤の種類によって油性タイプと水性タイプに分かれます。油性タイプは石油系溶剤を使用しているため、ガソリンに似た匂いが発生します。

一方、水性タイプ(水溶性)は水を溶剤に使うため、溶剤由来の匂いがほぼありません。業者が使う薬剤は近年、水性タイプが主流になっています。家庭で使う場合も、子どもやペットがいる家庭では水性タイプを選ぶと安心です。

エアゾール型の噴射ガス

市販のスプレー(エアゾール型)製品は、薬剤を噴射するためにLPGなどの噴射ガスが使われています。噴射後にガスが揮発する際に独特の匂いが生じます。

噴射ガスの匂い自体は短時間で抜けますが、密閉空間や換気の悪い場所で大量に使うと、薬剤の匂いと混ざって滞留しやすくなります。屋根裏や床下のような閉鎖空間で使う場合は、特に注意が必要です。

過剰使用や換気不足による滞留

市販剤を自分で使う場合、適切な濃度や使用量を守れず、過剰使用になってしまうケースがあります。説明書の希釈倍率や散布量を超えて使うと、薬剤が床下や室内に滞留しやすくなります。

換気が不十分な住宅では、薬剤の匂いが数日〜1週間以上残ることがあります。施工前に住宅の換気経路を確認し、施工後はしっかりと換気を行いましょう。説明書に記載された使用量を守ることは、効果と安全性の両方を確保するための基本です。

シロアリ駆除剤の匂いを早く消す対処法

シロアリ駆除剤の匂いを早く消すには、下記の4つの方法が有効です。

  • 徹底的に換気する
  • 空気清浄機を活用する
  • 活性炭・重曹を設置する
  • 業務用消臭剤やオゾン発生器を使う

徹底的に換気する

最も基本かつ効果的な方法が、徹底的な換気です。対角線上にある窓を開けて空気の流れを作り、家全体を風が通り抜けるようにしましょう。

扇風機やサーキュレーターを使うと、空気の循環を促進できます。床下換気扇が設置されている住宅では、施工後はしっかりと稼働させて床下の薬剤揮発成分を外に排出することが大切です。

換気は施工後すぐから始め、最低でも数日間は意識して継続しましょう。雨の日や寒い時期でも、短時間でも窓を開けて空気の入れ替えを行うと効果があります。

空気清浄機を活用する

空気清浄機は、薬剤の匂いを軽減するのに役立ちます。化学物質の吸着に効果的な活性炭フィルターを搭載した機種を選びましょう。

HEPAフィルター単体では花粉やハウスダストには有効ですが、薬剤の匂い分子の吸着には活性炭フィルターが必要です。駆除後数日〜1週間は連続運転がおすすめです。施工エリアの広さに合った適用畳数の機種を選ぶと、より効率的に匂いを除去できます。

活性炭・重曹を設置する

活性炭や重曹は、シンプルかつ手軽な消臭方法です。活性炭は匂い分子を吸着する性質があり、市販の脱臭剤としても広く使われています。重曹も同じく匂いを吸着する効果があるため、皿に入れて部屋の隅に置いておきましょう。

換気や空気清浄機との併用で、より早く匂いを軽減できます。床下の入り口付近やクローゼットなど、空気がこもりやすい場所に重点的に設置すると効果的です。

業務用消臭剤やオゾン発生器を使う

換気や活性炭などの方法で匂いが収まらない場合は、業務用消臭剤やオゾン発生器を使う方法もあります。オゾン発生器は薬剤の匂い分子を分解する作用があり、業務用クリーニング業者が使うものです。

オゾンは高濃度で吸い込むと健康に影響する可能性があるため、使用時は人やペットがいない状態で実施し、使用後は十分に換気しましょう。レンタルサービスを利用すれば家庭でも使えます。

シロアリ駆除には駆除の達人への依頼がおすすめ

駆除の達人は、シロアリなど様々な害虫・害獣に対応できる害虫・害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、シロアリ被害が気になる場合に気軽にご連絡ください。

低臭性のシロアリ駆除剤を選ぶポイント

匂いが残りにくいシロアリ駆除剤を選ぶには、下記の3点を意識しましょう。

  • 水性タイプ・水溶性製品を選ぶ
  • マイクロカプセル化された薬剤を選ぶ
  • 「低臭性」「無臭」表記の製品を確認する

水性タイプ・水溶性製品を選ぶ

水性タイプの駆除剤は、油性タイプに比べて匂いが大幅に少なく抑えられます。油性タイプは石油系溶剤による独特の匂いがあるため、匂いが気になる方は水性タイプを選びましょう。

「水溶性」「水性」とパッケージに記載されている製品が該当します。業者が使う薬剤も近年は水性タイプが主流で、施工後の匂いの残留も少なくなっています。

マイクロカプセル化された薬剤を選ぶ

マイクロカプセル化された薬剤は、有効成分を小さなカプセルで包んで揮発を抑える技術が使われています。揮発が抑えられているため、匂いが少なく持続効果も長くなる傾向があります。

業者が使うフェニルピラゾール系の薬剤などで採用されており、低臭性と高い駆除効果を両立できる点が特徴です。

「低臭性」「無臭」表記の製品を確認する

ホームセンターで売られている市販剤も、近年は「低臭性」「無臭」と表記された製品が増えています。パッケージの表記を確認することで、匂いに配慮された製品を選びやすくなります。

子どもやペットがいる家庭は、低臭性タイプの製品を優先的に検討しましょう。なお、駆除剤全般の種類や選び方については、本サイトの「シロアリ駆除剤は何を選ぶ?種類・成分・使い方・効果の限界を解説」で詳しく解説しています。

シロアリ駆除剤の匂いは健康に影響する?

シロアリ駆除剤の匂いと健康影響について、下記の3点を押さえておきましょう。

  • 現在の駆除剤は安全性に配慮された製品が主流
  • シックハウス症候群との関係性
  • 子ども・ペット・敏感な方への配慮

現在の駆除剤は安全性に配慮された製品が主流

過去には、シロアリ駆除剤に「クロルピリホス」という人体への影響が問題視された成分が含まれていました。しかし、2003年の建築基準法改正でシックハウス対策として住宅への使用が禁止されています。

現在主流の駆除剤は蒸気圧が低く空気を汚しにくい成分が中心です。業者が使う薬剤も安全性試験を経た製品で、適切な使用量・施工方法を守れば健康への影響は限定的です。

参照:東京都保健医療局「シロアリ

シックハウス症候群との関係性

シックハウス症候群は、住宅の建材・接着剤に含まれるホルムアルデヒドなどが主な原因です。現在のシロアリ駆除剤は、シックハウス症候群の原因物質の対象成分から外れています。

そのため、現在のシロアリ駆除剤の匂いがすぐにシックハウス症候群につながると過度に心配する必要はありません。ただし、化学物質に敏感な方は、施工前に業者へ事前相談することをおすすめします。

子ども・ペット・敏感な方への配慮

施工中はもちろん、施工後数時間〜1日程度は、子どもやペットを駆除作業エリアに近づけないようにしましょう。ペットの食器や寝具は別室に移動しておくと安心です。

妊娠中の方や乳幼児がいる家庭、化学物質過敏症の方がいる家庭は、業者に事前に伝えて低臭性タイプの薬剤や養生方法を相談しましょう。

業者にシロアリ駆除を依頼するときの匂いに関する確認ポイント

シロアリ駆除を業者に依頼する際、匂いに関して下記の3点を確認しましょう。

  • 使用する薬剤の種類・成分
  • 施工後の匂いの目安期間
  • アフターサービスの内容

使用する薬剤の種類・成分

業者に依頼する前に、使用する薬剤の名称や成分を事前に確認しましょう。水性タイプ・マイクロカプセル化された薬剤を扱う業者であれば、施工後の匂いの残留が少ない傾向があります。

公益社団法人日本しろあり対策協会が認定する薬剤を使用している業者は、薬剤の安全性に関する一定の基準を満たしています。

施工後の匂いの目安期間

業者ごとに使う薬剤や施工方法が異なるため、匂いの残留期間も変わります。過去の施工事例での目安期間を聞いておくと、施工後の生活設計が立てやすくなります。

入居中の住宅と新築住宅で対応が異なる業者もあります。家族の生活への影響を最小限に抑えたい場合は、施工日時の調整や養生範囲についても事前相談しておきましょう。

アフターサービスの内容

施工後に予想以上に匂いが強く残った場合、業者がどのような対応をしてくれるかを契約前に確認しましょう。追加施工や消臭サポートが含まれる業者もあれば、追加料金が発生する業者もあります。

シロアリ駆除自体の保証期間や、修繕費保証の有無もあわせて確認しておくと、長期的な安心につながります。

シロアリ駆除業者を選ぶポイント

シロアリ駆除業者を選ぶ際は、下記の3点を意識して選びましょう。

  • 薬剤の知識・資格・認定・実績のチェック
  • 見積書の項目をチェック
  • 保証内容・アフターケアのチェック

薬剤の知識・資格・認定・実績のチェック

シロアリ駆除業者を選ぶ際は、下記の2つの資格に認定された社員が在籍している会社がおすすめです。

資格内容
しろあり防除施工士シロアリ・腐朽・木材・薬剤・建築・防除施工の知識を持つ技術者向けの資格
参照:公益社団法人日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士
蟻害・腐朽検査士シロアリや腐朽など生物劣化に関する住宅の検査診断の結果を専門的かつ中立的立場から報告・提案できる者向けの資格
参照:公益社団法人日本しろあり対策協会「蟻害・腐朽検査士

これらの資格を持つ業者は、薬剤の安全性や低臭性に関する知識も豊富です。実績数や口コミも業者選びの重要な判断材料になるため、Googleマップなどの第三者サイトもあわせて確認しましょう。

見積書の項目をチェック

シロアリ駆除業者と契約する前に、必ず見積書を入手して内容を確認しましょう。使用薬剤・施工面積・単価が項目ごとに明示されていることが信頼できる業者の条件です。

「一式」と省略されている見積書には注意が必要です。床下点検の際に写真や動画を撮影し、被害状況を見せてくれる業者は信頼度が高いといえます。

保証内容・アフターケアのチェック

シロアリ駆除のアフターケアは、施工保証・修繕費保証の有無、匂いに関するアフターサービスの内容、保証期間の長さを確認しましょう。

保証内容は業者によって幅があるため、契約前にしっかり比較しましょう。

シロアリの駆除・対策には駆除の達人をご検討ください

駆除の達人をご検討ください

シロアリ駆除を依頼する際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。

メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、シロアリの被害が気になった時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。

【駆除の達人の3つの強み】

  • 最短20分で到着
  • 自社施工で安くて高品質な施工を実現
  • 最長10年間の再発防止保証あり

駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。

見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

シロアリ被害に関する各自治体の取り組み

シロアリ駆除を検討するときは、市役所などの自治体に相談するのもおすすめです。下記のような支援を受けられます。

  • シロアリの特徴・対処法・業者の紹介などのアドバイス
  • シロアリ被害による自宅改修に対する補助金

シロアリの特徴・対処法・業者の紹介などのアドバイス

シロアリ駆除を検討するときに市役所や保健所に相談すると、対処法のアドバイスや業者選びの参考になる団体を紹介してもらえます。リーフレットや資料を配布している自治体もあります。

参照:秋田市「衛生害虫(シロアリ)

業者選びの参考としては「公益社団法人日本しろあり対策協会」や「公益社団法人 日本ペストコントロール協会」を紹介されるケースが多いです。これらの団体に加盟している業者は、シロアリ対策に関する一定の専門知識を持っているため、業者選びの目安として活用できます。

シロアリ被害による自宅改修に対する補助金

シロアリ駆除そのものに補助金や助成金を出す自治体は、基本的にありません。ただし、福島県金山町など、ごく少数の自治体で害虫駆除に対する補助金が設けられている例があります。

参照:金山町「カメムシなどの害虫駆除に補助金が出ます

シロアリ被害によって自宅改修や耐震工事が必要になった場合は、補助金や雑損控除を活用できる可能性があります。詳しくは本サイトの「シロアリ対策の費用は?相場の調べ方・安く抑える方法を解説」もあわせてご覧ください。

「駆除の達人」の営業所がある自治体での自宅改修に関わる支援状況の一部は、下記の表のとおりです。

都道府県支援制度
鳥取県鳥取県「とっとり住まいる支援事業
島根県雲南市「令和7年度 木造住宅耐震改修助成事業
岡山県岡山県「令和7年度おかやまの木で家づくり支援事業について – 岡山県ホームページ(林政課)
広島県広島県「住宅振興施策のご案内 ~新築・改修等の支援制度~
香川県香川県「「かがわヒノキ」住宅助成事業のご案内
長崎県長崎市「令和7年度 住宅リフォーム支援補助金
福岡県福岡市「木造戸建住宅の耐震化に向けた支援について
佐賀県佐賀県「佐賀県ふるさと木材利用拡大推進事業費補助金交付要綱・実施要領を一部改正しました

*情報は令和7年度のものです。8年度のものは公開後、各自ご確認ください。

まとめ

シロアリ駆除剤の匂いは、適切な換気で2〜3日でほぼ消え、1週間程度で完全に収束するのが一般的な目安です。匂いの原因は薬剤の有効成分・石油系溶剤・噴射ガス・換気不足の4つに整理できます。

早く消したい場合は、徹底換気・空気清浄機・活性炭や重曹・業務用消臭剤の4つの対処法を組み合わせましょう。匂いが気になる場合は、水性タイプ・マイクロカプセル化された低臭性の駆除剤を選ぶことで、施工後の生活への影響を抑えられます。

業者依頼時には、使用薬剤の種類・施工後の匂いの目安期間・アフターサービスの内容を事前に確認しましょう。

CTA

18時55分現在、当日対応のスタッフ待機中