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2025年5月19日

屋根裏のネズミの駆除方法は?【罠の設置方法・駆除業者の選び方を解説】

屋根裏

屋根裏にネズミがいると「ピーピー」といった鳴き声や「カタカタ」「トトト」といった足音がします。放置しているとネズミの糞尿が天井にシミを作ってしまうので、早めに追い出しましょう。

本記事では、屋根裏のネズミの対処法や市販の罠の種類と特徴、業者を選ぶポイントなどを解説しているので「ネズミがいそうで困っている」という方はぜひご覧ください。

屋根裏にネズミがいるときのサイン・足音

屋根裏にネズミがいると、夕方や夜間に下記の表のような鳴き声が聞こえます。

子育て中の鳴き声キュッキュッ
仲間同士の交流の鳴き声ピーピー
危険を感じたときの鳴き声キーキー

参考:駆除の達人「【動画付き】ネズミの鳴き声は「キーキー」?種類別の特徴と3つの対処方法を紹介 」

ハクビシンも「キィキィ」と鳴くので間違えやすいですが、連続で鳴き声を上げるという特徴で区別できます。

「カタカタ」「トトトト」「カサカサ」という足音がするのも特徴です。足音はハクビシンやイタチにも似ていますが、ネズミの場合壁や柱などをかじる「カリカリ」という音がすることが多いです。

また、屋根裏に巣を作っているネズミは、台所や居間で盗み食いをしているかもしれません。

家具と壁の間に黒い汚れがついていたり、糞尿が落ちていないかどうかを確認します。天井裏から強烈な悪臭がしたり、シミが出たときもネズミがいるサインです。

参考:駆除の達人「ネズミが出たら終わりなの?【見つけ方・駆除方法・対策を解説】」

屋根裏にネズミがいるときにやること・対処法

屋根裏にネズミがいるときは、下記のような対処が必要です。

  • ネズミの駆除用の罠・殺鼠剤の設置
  • ネズミのエサになるものの撤去
  • 屋根裏以外に糞やラットサインがないかの確認
  • ネズミの駆除業者への依頼

ここでは、ネズミが出たときにやるべきことについて解説していきます。

ネズミの駆除用の罠・殺鼠剤の設置

屋根裏からネズミの鳴き声や足音が聞こえたら、ネズミが通りそうな場所にホームセンターや通販で購入できる駆除用の罠や殺鼠剤を設置すると数を減らせます。

粘着シート式、バネ式トラップ、殺鼠剤が効果的ですが、ネズミの痛々しい死体を見ることになるので、抵抗がある場合はカゴ式の捕獲機で捕まえましょう。

カゴ式の捕獲機は自分で逃がす必要があるため、カゴを開けるときに噛まれないようにだけ注意する必要があります。

ネズミのエサになるものの撤去

ネズミが屋根裏で暮らしていると、家にある食べ物を盗み食いされてしまいます。

保存食やペットフードはネズミがかじれない頑丈なフタ付き容器にしまいましょう。仏壇やテーブルに置いてあるお菓子も、一日の終わりに片づけることをおすすめします。

生ゴミを盗み食いすることもあるので、ゴミ箱も頑丈なフタ付き容器に片付けてガードしましょう。

屋根裏以外に糞やラットサインがないかの確認

ネズミは歩きながら糞尿をするので、壁際や家具の近くに楕円形の糞が落ちていたら、屋根裏などに巣を作っている可能性があります。

ネズミの身体には病原菌のウイルスやダニ、ノミが寄生しているので、糞や汚れは消毒することが大切です。

ネズミが通りやすい家具と壁の間や柱などに黒、あるいは灰色っぽい跡がついています。これはラットサインと呼ばれ、ネズミの通り道を予想するのに役立ちます。

ネズミの駆除業者への依頼

屋根裏に住み着いたネズミは、数が少ないのであれば市販の罠だけで駆除することも可能です。

しかし、一度繁殖してしまうと見つけきることは難しいので、ネズミの駆除業者に依頼することをおすすめします。

ネズミの侵入口の封鎖や糞尿に汚染された箇所の消毒もしてもらえるので、再度ネズミの被害を防げるのもメリットです。

屋根裏にネズミがいたら駆除の達人への依頼をご検討ください

駆除の達人は、屋根裏のネズミをはじめとする害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。

ネズミ用の駆除剤・罠の特徴

屋根裏にネズミがいる場合、ネズミの通り道に下記のいずれかの罠を設置するのがおすすめです。

  • カゴ型捕獲器の特徴
  • 粘着シート式の罠の特徴
  • バネ式トラップの特徴
  • 殺鼠剤・毒餌

ここでは、ネズミ用の罠の特徴について解説していきます。

カゴ型捕獲器の特徴

カゴ型捕獲器はネズミを殺さずに追い出すことができます。

カゴ型の捕獲器を選ぶ際は、低反射と書いてあったり、黒いタイプのカゴがおすすめです。光が反射すると、ネズミが警戒して寄ってこない可能性があるからです。

カゴの中にネズミの好むエサを置いておくと、より効果を発揮します。

ネズミを逃がす際は、感染症とケガの防止のために、手袋とマスクをして作業しましょう。

粘着シート式の罠の特徴

粘着シート式の罠は、屋根裏からネズミが出ていく場所や部屋の角・隅・隙間などに置いて使います。

粘着シートにつかまったネズミは逃げることができずに餓死するので、罠ごと捨てられます。ネズミに触れると感染症のリスクがあるので、手袋とマスクを着用して作業しましょう。

ネズミの死体は基本的に燃えるゴミですが、念のため自治体に「何ゴミなのか」を確認しておくと安心です。

注意点は、ネズミの死体を直接見ることになる点です。粘着シートから逃げるために暴れたネズミは、毛が剥がれた血まみれの痛々しい姿になっていることもあるので、抵抗がある場合は粘着シート式の罠はやめましょう。

バネ式トラップの特徴

バネ式トラップはネズミの通り道に設置して使います。

他の罠よりも小さめなので、家具の下などに設置する際に便利です。罠にエサを設置しておくことで、より効果が上がります。

注意点としては、バネでネズミを挟んで駆除するので、死体が痛々しいということです。バネで挟まった拍子に血が飛び散ってしまうこともあります。

精神的にも衛生的にも粘着シート式の方が負担が少ないため、「どうしても他の罠では入らない」という場所以外ではおすすめしません。

罠を回収する際は死体ごと回収することになるので、マスクと手袋で感染症を防ぎながら行いましょう。それぞれ各自治体の分別に従ってゴミとして捨てることになります。

殺鼠剤・毒餌

殺鼠剤はネズミがいそうな場所に投げ込む投げ込み式と、ネズミの通り道に設置するトレイ式があります。

ペットや小さなお子さんがいるご家庭の場合は「蓄積毒」と書いてあるタイプを選びましょう。万が一誤飲してしまっても、適切に処置すれば命に関わる事態にはなりません。

しかし、蓄積毒の欠点は効果が出るまで1週間ほどかかることです。ネズミがどこで死亡するかわからないため、死体を探して回収しなければなりません。

ネズミの死体を放置すると腐敗してハエなどが寄ってくるので、必ず回収する必要があります。

屋根裏にネズミがいるときの駆除業者の選び方

屋根裏にネズミがいるとわかったら、専門の駆除業者に依頼するのがおすすめです。自分で罠を設置して駆除することもできますが、死体の回収や糞尿の消毒、侵入口の封鎖などが必要なので、すべてを駆除業者に頼むとスムーズです。

  1. ネズミの駆除の資格・実績・口コミをチェックする
  2. 相見積もりで作業内容・料金の比較する
  3. アフターケアの種類・期間をチェックする

ここでは、ネズミの駆除業者を選ぶポイントについて解説していきます。

1:ネズミの駆除の資格・実績・口コミをチェックする

ネズミの駆除業者は、市役所に紹介してもらう方法とGoogleなどの検索エンジンに「ネズミ 業者」「ネズミ お住まいの都道府県名」など検索して探す方法の2通りがあります。

依頼したい業者を見つけたら、必ずホームページをチェックしていきましょう。

まず、住所や代表者氏名がない業者は信用できません。

ネズミの糞尿やかじり跡が深刻な場合はリフォームが必要になるので、解体・リフォームに必要な解体工事登録を持つ業者がおすすめです。

最後に確認したいのは、損害賠償保険に加入しているかどうかの点です。屋根裏に入るとやむを得ぬ事故でどこかを破損してしまうこともあるので、賠償してもらえる業者の方が安心です。

信頼できる業者であることを確認したら、実績を確認します。できるだけネズミ駆除の実績が多かったり、自宅の間取りと近い実績があるほうがいいでしょう。

口コミのチェックも大切です。自社サイトに掲載されているものだけでなく、Googleマップなどの地図アプリやネズミ駆除の一括見積サイトにも参考になる口コミがあります。

2:相見積もりで作業内容・料金の比較する

ネズミの駆除業者は相場がわかりにくいため、3~5社に見積もりを依頼して料金を比較するのがおすすめです。

「糞尿被害の広さ」「解体・リフォームの有無」「巣の数」などで料金が変わるため、無料の訪問見積もりで現地を見てくれる業者がいいでしょう。

見積書がそろったら、他の業者と比べて不自然な工程があるかどうかや、料金が高いかどうかだけでなく、下記の点のチェックも大切です。

  • 極端に安い
  • 作業工程ごとの料金の記載がない
  • 合計金額のみの見積書を提出する

上記のリストの特徴に当てはまる業者は契約後に「現場で追加の作業が発生した」と言って高額な請求をしてくることがあるので要注意。

追加料金や追加作業についてしっかりと取り決めてある業者を選びましょう。

この他にも、気になる点は契約前に確認することが大切です。悪質な業者ほど質問を嫌がり契約を急がせますが、優良な業者であれば丁寧に対応してくれます。

3:アフターケアの種類・期間をチェックする

屋根裏からネズミを追い出したら、侵入口を封鎖する必要があります。どの業者も基本的にアフターケアとして行いますが、保証の種類・範囲・期間が異なるので契約前に確認しましょう。

部分保証と呼ばれる種類の場合、その駆除業者が作業した部分からの再発に対応してもらえます。

侵入保証という種類の場合、どの部分からの再発でも対応してもらえます。

保証の種類を確認したら、再発箇所に無料で対応してくれるのか、別途料金がかかるのかもチェックしておきましょう。

もう一つ確認しておきたいのは、定期的な再発チェックの有無です。封鎖した箇所は経年劣化してしまうため、定期的に見てもらえると安心です。

新しい侵入口からネズミが侵入した場合も、発見が早ければ早いほど駆除にかかる費用を安く抑えられます。そのため、なるべく定期的に見回りをしてくれる業者をおすすめします。

屋根裏のネズミの駆除・対策には駆除の達人をご検討ください

駆除の達人をご検討ください

屋根裏のネズミを見つけて、駆除や対策が必要な際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。

メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、鳴き声に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。

【駆除の達人の3つの強み】

  • 最短20分で到着
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  • 最長10年間の再発防止保証あり

駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。

見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

屋根裏からネズミの鳴き声や足音がしたり、天井に糞尿のシミができているのに気づいた場合、市販の罠を使って駆除できます。

しかし、ネズミが繁殖してしまうとなかなか駆除しきれませんし、罠の設置や死体の回収は精神的にも肉体的にも大変であるため、専門の駆除業者に任せるとスムーズです。糞尿で汚染された箇所の消毒や侵入口の封鎖も行ってもらえます。