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2024年11月3日
イタチとテンはどちらもイタチ科で雑食の動物で、茶色っぽい毛の色と細長い体を持っています。見分ける際には、体の大きさや鳴き声に注目しましょう。
本記事では、テンとイタチの違いや駆除のポイント、業者の選び方について紹介していきます。
目次
テン | イタチ | |
体長 | 45~60cm | 30~40cm |
毛の色 | 黒ずんだ黄色っぽい茶色明るく黄色っぽい茶色 | 明るい茶色赤っぽい茶色 |
顏の特徴 | 夏は顔が黒色冬は顔が白色 | 目の周りが黒い口元は白い |
しっぽ | 毛がフサフサしている | 短めで毛が少ない |
足跡 | 3~4cmで5本指 | 2~3cmで5本指 |
テンとイタチはどちらも身体が細長く茶色っぽいため、よく見ないと違いがわかりません。
見分けるポイントは、顔の色です。わかりやすく色が違うので、もし姿を見かけたなら優先的にチェックしましょう。
体長やしっぽの長さはテンの方が長いのですが、瞬間的に比較できるものではないので、専門業者以外が見分けるのは難しいのが実際のところです。
近づくとケガのリスクがあるため、見分けるならば足跡がおすすめです。テンの方が一回り大きいので、サイズを計ってみましょう。イタチは体重が軽いので指が3~4本しか残らないケースも多いのも特徴です。
テンやイタチの姿が見えなくとも、被害内容を比較することでどちらが住み着いているのかを判断できます。
ここでは、上記3点の違いを見ていきましょう。
テンの鳴き声 | 「フィヤフィヤー」「ギュゥギュギュ」 |
イタチの鳴き声 | 「キュッキュッ」「ピィー」「ククク」 |
テンもイタチも夜行性なので鳴き声が聞こえる時間帯は同じですが、聞き間違えることはないでしょう。
テンはイタチに比べると低い鳴き声で「フィアフィヤー」と例えられる特徴的な鳴き方をします。イタチはかなり甲高い鳴き声をしていて、猫や笛の音と間違えられることもあります。
テンの糞の特徴 | イタチの糞の特徴 | |
大きさ | 10mm程度・細長い | 6mm~1cmで細長い |
色 | 黒 | 黒っぽい |
匂い | 強烈な悪臭 | 強烈な悪臭 |
特徴 | 動物の毛・骨や昆虫の身体・羽、果物の種子が混じっている・湿っている | 動物の毛が混じっている・湿っている |
参考:駆除の達人「庭の動物の糞の見分け方【対処法・業者の選び方を解説」
テンもイタチも動物や昆虫を食べるため、糞尿はかなり強烈な悪臭になります。同じ場所に糞をする習性があるのも同じです。
見分けるポイントは大きさで、テンの方が大きいです。イタチのフンは湿り気を帯びていることも特徴なので、発見が早いと見分けやすいと言えます。
テンとイタチを比べたとき、泳ぎはイタチの方が得意です。川沿いにある家屋や小屋の農作物・家畜が襲われている場合、イタチの可能性の方が高いでしょう。
なお、テンもイタチも木登りが得意で、電信柱や壁・塀を伝って屋根裏などに侵入します。身を隠せる暗い場所を好むため、床下に潜ることもあります。
住み着いた場所では区別しづらいので「テンかイタチが入り込んでいる」と感じた時点で害獣駆除業者に相談しましょう。
テンとイタチの被害内容は違いますが、駆除方法は共通しています。主な方法は、下記の2通りです。
ここでは、テンやイタチを駆除する方法について見ていきましょう。
テンやイタチは鳥獣保護法で保護されているので、駆除も捕獲も勝手にはできません。個人で追い出したい場合は、ホームセンターや通販で購入できる忌避剤を使います。
狭い場所に入り込んでいるのがわかるケースでは、スプレータイプの忌避剤で追い出します。この際、ケガをしないように長袖長ズボン・手袋・マスク・帽子などで身体を守りましょう。
置き型タイプであれば、侵入口とは逆の方向に設置して追い出します。
超音波で追い出すタイプも数日間は効果がありますが、次第に慣れてしまうのであまりおすすめしません。
忌避剤を使う際に注意したいのは、追い出すまでは侵入口を封鎖できないこと。閉じ込めてしまうと中で死体が腐敗してしまうケースもあるので注意が必要です。
害獣駆除業者であれば、テンやイタチの駆除に必要な許可を持っています。駆除した後の消毒・消臭や侵入口の封鎖も行っているので、個人で作業するより確実に追い出してもらえます。
床や壁に糞尿などのシミができてしまった際の解体・リフォームにも対応可能です。
作業費用は被害の規模や住処の位置で異なりますが、1万円未満で対処してもらえることもあるので一度問い合わせてみましょう。
例えば「駆除の達人」でしたら、7,000円台で対応できるケースもあります。
駆除の達人は、テンやイタチなど害獣を駆除する専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、足跡をみつけたり、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。
テンとイタチは鳥獣保護法という法律で保護されているため、駆除には市役所の許可が必要。とはいえ、許可を取っている間に被害が拡大したり、駆除の際にケガをしたりする心配があるため、専門業者への依頼がおすすめです。
駆除業者を選ぶ際は、下記の4ステップが大切になります。
家に侵入しているのがテンかイタチか分からない場合は、どちらにも対応できる業者を探しましょう。Googleなどの検索エンジンに「テン イタチ 駆除業者」といった形で入力すれば、どちらにも対応できる業者が見つかります。
気になる業者を見つけたら、まずはホームページの内容をチェックすることが大切です。
【テン・イタチの駆除業者のHPのチェックポイント】
会社住所や代表者氏名 | 基本的な情報なので、記載がない場合は信用できない |
狩猟免許についての記載 | 無免許でテンやイタチを駆除・捕獲するのは違法 |
解体工事登録 | 無許可で解体・リフォームすることはできない |
テンもイタチも作業に必要な資格・許可は同じです。上記に追加して、損害保険に加入している業者だとより安心できます。加入しないで作業することは違法ではありませんが、屋根裏や床下に入ることもあるので、加入している業者の方がおすすめです。
テンやイタチに対応できる業者の中には、他の害獣が得意でテンやイタチの実績が乏しい場合もあります。できるだけ作業実績が多い業者を選びましょう。
口コミ評価のチェックも大切です。自社サイトに掲載されているものはもちろん、害獣駆除業者を紹介しているサイトをチェックしましょう。
テンやイタチ駆除の一括見積サイトに口コミが掲載されている業者は信頼性が高いといえます。
口コミはGoogleなどの検索エンジンに「テン(イタチ) お住まいの市区町村名」を入力して検索することで見つかるケースもあります。
信頼できる業者を見つけたら、3~5社を目標に相見積もりを頼みましょう。テンやイタチの駆除にかかる金額は現地で見積もりを作らないとわかりづらく、相場を把握するためには相見積もりが必要だからです。
見積書がそろったら、まず作業内容に不自然な点がないか確認します。
【テン・イタチの駆除の基本的な作業の例】
参考:駆除の達人「テン駆除」
参考:駆除の達人「イタチ駆除」
上記と比べて不自然に作業が少なかったり、合計金額しか記載されていなかったりする場合は、契約後に「追加の作業が発生した」として高額請求を行う悪質な業者かもしれません。追加料金についての取り決めがない場合も、同じ理由で危険です。
作業についての疑問点を問い合わせた際に答えてくれない場合や、契約を急かす場合も悪質業者の可能性が高いです。良心的な業者に「相見積もり中で、料金や作業を比較している」と伝えたときに契約を急かされることはないためです。
例え費用が安くとも、質問に答えられない業者は経験が浅い場合や作業が雑な場合が多いので止めましょう。
テンやイタチを駆除した後は侵入口の封鎖が必要です。これは業者も行ってくれる作業ですが、その範囲・保証期間は異なるので確認しておきましょう。
大きく分けて、今回の対策した場所からの再発だけが対象になる「部分保証」とすべての箇所からの再発が対象になる「侵入保証」の2種類の保証があります。
【テンやイタチの再発保証でチェックしたいポイント】
テンやイタチの駆除は、被害に気づくタイミングが早ければ早いほど費用を抑えられるので、封鎖後にも定期的なチェックに来てくれる業者をおすすめします。
テンやイタチが来なくなるための対策が必要な際には、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、イタチの被害に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
テンとイタチを区別するなら、顔の色や足跡、糞を見比べましょう。近づくとケガのリスクがあるので、遠くから確認することが大切です。
駆除の際には「テン・イタチのどちらにも対応できる業者」を選ぶことをおすすめします。3~5社を目安に相見積もりをとって、サービス内容や担当者の対応をチェックして選びましょう。
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