お役立ち情報
2024年7月8日
ハクビシンを見つけた場合でも、自治体の許可なしに捕獲・駆除はできないことに注意してください。市役所や保健所に連絡して指示を待つか、害獣駆除業者への依頼が必要です。
この記事では、害獣駆除業者に依頼するコツや放置した際のリスクなどを紹介していきます。「今ハクビシンを見つけて、何が起きるか不安」という方に向けた情報をまとめたので、ぜひご覧ください。
目次
ハクビシンを見つけたら、まずは市役所か害獣駆除業者に連絡します。その間、やってはいけないことは以下の2点です。
ここでは、自分で対処してはいけない理由を詳しく見ていきましょう。
畑の作物や外に置いた生ごみを盗み食いされたり、庭、ベランダ、屋根付近で細長い糞を見つけたり、天井に尿がしみたりしている場合は、ハクビシンが住み着いている可能性があります。天井で軽い足音がする場合やキューキューという鳴き声がする場合も同様です。
家や庭を探してハクビシンを見つけても、すぐに自分で捕まえようとするのはNGです。すぐに害虫駆除業者や自治体に連絡しましょう。
ハクビシンはおとなしく臆病ですが、不用意に近づくのは危険です。噛みつかれたり引っかかれたりした場合、傷口から狂犬病に感染してしまうケースがあります。他にも、触るだけでも皮膚糸状菌症、疥癬を発症しかねません。
目には見えないサイズのダニやノミが寄生しているので、近づくだけでも日本紅斑熱やツツガムシ病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの感染症にかかる恐れもあります。
ハクビシンの体に触るだけでなく、糞や尿に触れるのも危険です。
【ハクビシンの便を経由する感染症】
参考:東京都環境局「表.アライグマ・ハクビシンが媒介する主な感染症」
死亡例もある危険な感染症が多いので、早めに対処する必要があります。
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象の野生動物です。害獣だからといって勝手に駆除することはできません。
もしも違反して野生動物を捕獲した場合は、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金の対象になります。
捕獲するだけでも許可がない状態では違法であり、自治体の許可なしにわなを設置することもできません。特に、エサを使ったわなは餌付けになってしまうので絶対にやめましょう。
刃物を使ったわなも、自分がケガをしてしまったり、近くにいる子供やペットにケガを負わせてしまったりすることがあるので危険です。
ハクビシンを見つけた際の相談先は、以下の2箇所です。
それぞれの相談先のメリットと注意点を紹介していくので、見ていきましょう。
ハクビシンを見つけたら、市役所などの自治体に相談するのが最も手軽です。
市役所と契約している害獣業者を紹介してもらえますし、害獣駆除の許可を得てわな・捕獲機を貸し出してもらえることもあります。
【自治体が提供してくれる主なサポート】
参考:町田市「アライグマ・ハクビシン防除事業」
参考:山形市「タヌキ・ハクビシン捕獲等費補助事業について」
ただし、自治体が直接駆除するわけではなく、紹介には多少時間がかかるため、その間にハクビシンが繁殖してしまうリスクがあることは念頭に置いておく必要があります。
すでに屋根裏に侵入されたり、巣をつくられてたりしているようであれば、早急に害獣駆除業者に連絡することをおすすめします。
ハクビシンを放置すると被害が拡大していってしまうため、害獣駆除業者への早めの依頼がおすすめです。
業者は自治体で紹介してもらうか、ネットやチラシを使って自分で探すことになります。自分で調べる際は「ハクビシン 駆除」や「ハクビシン 業者」などのキーワードが便利です。
害獣駆除業者の相見積もりを作成してくれるサイトを使うのもいいでしょう。
Webサイトの口コミや所有する資格を確認し、信頼できる業者を選んでいきます。
自治体からの許可があれば自分で捕獲して駆除することもできますが、野生動物の遺体を見るのは精神的に辛い上、感染症のリスクもあります。
糞尿を消毒する必要もありますし、巣や侵入経路を見落としているとハクビシン被害が続いてしまうので、専門家による対処がおすすめです。
駆除の達人は、ハクビシンをはじめとした害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間受け付けていますので、まずはご連絡ください。
ここまで読んで、「ハクビシンに触るのが危険なら、近寄らずに放っておけばいいのでは?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ハクビシンを放置していると、以下のような被害が発生してしまいます。
具体的にどんな被害があるのかを見ていきましょう。
ハクビシンにはダニやノミが寄生しているため、歩き回った箇所にもダニやノミが移動している可能性があります。
巣や糞・尿にも付着しているので、日々被害は拡大していきます。
ダニ・ノミを放置していると、アレルギー反応や皮膚炎を引き起こしてしまいます。刺されればかゆみ・高熱・感染症の危険もあるので、健康被害が深刻になる前に対処していきましょう。
ハクビシンはダニ・ノミ以外にも病原菌の媒介になるので危険です。例えば、ハクビシンが通った場所に食べ物を置いていると食中毒・肝炎にかかってしまうことがあります。
腹痛をもたらす菌も持っているので、ハクビシンのいる家で暮らすのは避けたいところです。
特に危険なのは、ペットや小さなお子さんと暮らしている場合です。
ハクビシンの通り道や糞尿があった場所は、感染症を引き起こす菌や寄生虫の発生源です。そこをなめると大変危険なので、駆除するだけではなく、しっかりとした除菌が必要になります。
ハクビシンは夜中に動き回り、鳴き声を上げることが多い動物です。
足音はドタバタとうるさいため、天井裏・床下などに住み着いてしまったときに気づくサインになります。
鳴き声は高音ですし、長い時間鳴き続けるので、放置していれば不眠につながる恐れもあります。
子どもが生まれるとさらに鳴き声が激しくなるので、早めに対処しましょう。
ハクビシンは家屋や家具をかじって巣を作る材料にすることもあるので、その前に発見できるのがベストです。
屋根裏や床下に住み着かれると、糞や尿で汚れた部分がシミになったり、腐ったりしてしまいます。
悪臭は消毒・除菌で対処できますが、放置時間が長いと建物の基礎から腐ってしまうことがあるため、放置するのは危険です。
糞尿は菌や寄生虫の温床でもあるので、健康にも悪影響です。特に、乾いた糞尿が粉じんになって空気中に散らばると、家に住む人やペットが感染症・アレルギーの危険にさらされてしまいます。
ハクビシンは雑食のため、人間の食べ物は何でも食べてしまいます。
特に被害を受けやすいのは、家庭菜園の甘いイモ類や果実類です。木登りも得意なので、高い場所にある果物も食べられてしまいます。
柵や板で畑を守る場合には、1m程度ならば乗り越えられてしまうことに注意しましょう。木や電柱を伝うとそれ以上の高さでも侵入してしまうことがあります。
さらに、ハクビシンがかじった食べ物を気づかずに食べると、食中毒など感染症のリスクがあるため大変危険です。
人間の食べ物以外にも、ペットフードがハクビシンの被害に遭うこともあります。
ハクビシンの持つ感染症は犬や猫にも危険なものであるため、かじられたペットフードを食べないように注意が必要です。
ハクビシンはおとなしく臆病なので、人が近づくだけでも襲ってくる可能性があります。
雑食であり、ニワトリ・その卵などの家畜だけではなく、室内にいる小鳥、ハムスター、金魚などが狙われる被害が発生します。
さらに、エサの奪い合いなどで犬や猫を襲うケースもあるようです。
家畜・ペットが襲われた場合、噛み跡や引っかかれた箇所から感染症にかかってしまうリスクがあるため、被害自体を防ぐ必要があります。
ハクビシンは無許可での捕獲・駆除が法律で禁じられた動物です。自治体に許可をもらえば駆除することも可能ですが、ケガをする可能性、糞尿被害の消毒、巣の撤去などを考えると、自身での対処は賢明ではありません。業者に依頼することをおすすめします。
ここでは、駆除業者選びの手順を見ていきましょう。
以上3段階に分けて解説していきます。
自治体に紹介してもらう際も自力で業者を探す際も、必ず業者のWebサイトや口コミを確認することが大切になります。
住所や代表者氏名の記載がない場合、悪徳業者であるリスクが高いので要注意です。害獣を駆除するためには狩猟免許が必要なので、それを載せていない業者も危険です。
また、ハクビシンの駆除は屋根裏や床下に入る必要があるので、家財を壊してしまう可能性もゼロではありません。損害保険に加入しているとより安心して依頼できます。
糞尿被害や食害が深刻な場合は部分的な解体・リフォームもあり得るため、解体工事登録を持っているかどうかも確認しましょう。
Webサイトを確認して安心できる業者だとわかったら、できるだけ口コミで高評価な業者を探しましょう。自社のWebサイトに掲載された口コミだけでなく、害獣駆除業者を紹介しているサイトもあるので、その口コミを参考にするのがおすすめです。
Googleなどの検索エンジンに「ハクビシン お住まいの市町村名」を入力して検索をすると、評判・評価の良い業者を見つけやすいので、一度探してみましょう。
Webサイトや口コミを確認し、信頼できる業者を見つけたら、見積もりを依頼しましょう。
この際に大切なのは、必ず相見積もりを取ることです。3~5社程度に見積もりを依頼して比較することをおすすめします。
ハクビシンの駆除は糞尿被害の面積が広いほど高額になりますし、「どこに巣を作っているのか」「どんな薬剤を使った作業が必要なのか」「リフォームは必要なのか」など現地を見なければ分からない要素が多いので、相場の把握には見積もりを比較するのが確実です。
無料で現地見積もりを行ってくれる業者を選び、相場を把握していきましょう。
【ハクビシン駆除の費用相場がわかりにくい理由】
このとき、他と比べて作業の項目が不自然に少なかったり、合計金額しか教えてくれなかったりする業者は悪徳業者の可能性が高いです。
反対に、優良業者は基本的に見積もりが無料で、相見積もりでサービスや値段を比較していると伝えると割引してくれることもあります。
見積もりをとることで担当者の対応も確認できるので、相性のいい業者を選べることもメリットです。
気になる点は見積もり時にしっかりと確認し、納得できたら正式に依頼していきます。
信頼できる駆除業者が完璧に侵入経路をふさいだとしても、ハクビシンの被害が再発する確率はゼロにはなりません。
そのため、相見積もりの段階で再発保証の有無と内容を確認しておきましょう。
ハクビシンの再発保証は、大きく分けて部分保証と侵入保証の2種類です。
部分保証は駆除業者が作業をした部分からの再発に対応してくれますが、侵入保証であればどんな場合でも再発した時点で対処してくれます。
契約時に補償範囲を確認し、後でトラブルにならないようにしましょう。
【ハクビシンの再発保証でチェックしたいポイント】
ハクビシンなどの害獣は、早期に発見すればするほど駆除料金が安くなるので、定期的な再発チェックがある業者はよりおすすめできます。
たとえ口コミで高評価がついている業者でも、ネットに掲載されている時点で捏造ではない保証はありません。
良い口コミがついた当時は良い業者でも、その後経営者が変わって悪質業者になってしまうという可能性もあります。
だからこそ、実際に自分の目で現地訪問時の対応や見積書を確認することが大切です。
優良業者であれば見積もり時のキャンセルは無料であることが多いので、無料見積もり・契約前のキャンセルは無料の業者に相見積もりを頼みましょう。
【悪質業者にありがちな対応】
まず、ハクビシンの駆除・再発防止には巣の有無を確認する必要があります。巣ができやすい屋根裏・床下などを探すことがない業者は、作業が適当であるリスクが高いです。
消毒や追い出しに使う薬剤が他の業者に比べ高かったり、見たこともない工程が見積書にあったりする場合は、余計な作業を追加しているかもしれません。
一方、他と比べて不自然に安い見積書も悪質業者の特徴なので要注意です。安い合計金額だけを提示している場合は「作業をしたら追加作業があったので、追加料金が発生した」と高額な利用を請求されるトラブルが発生しやすくなります。
もしも契約後に高額請求を受けてしまったら、国民生活センターに連絡すればクーリングオフが可能です。ただし、契約年月日、契約者名などが記された書類が必要なので、しっかりとした契約書を入手しておく必要があります。
最後に、これらの特徴に当てはまる場合もそうでない場合も、悪質業者には共通して「契約を急がせる」という特徴があります。
「ハクビシン被害は広がれば広がるほど料金が高くなるから」と慌てすぎず、不自然な点がないか確認しておくことが大切です。
「駆除の達人」には多数のハクビシン駆除の実績があります。ここでは、福岡県古賀市の駆除事例について見ていきましょう。
作業内容
1階2階の天井裏の糞清掃から始めて、玄関の天井を一部剥がし、確認と糞清掃を行いました。大量の糞すべてを清掃できました。
追い出し作業に関しては、1階と2階の点検口から噴霧器による燻煙追い出しを行っています。
封鎖作業に関しては、下記の画像のように床下通気口や瓦の重なり部分など、大量の箇所を封鎖しました。
ハクビシンの駆除には即日駆除も可能な「駆除の達人」がおすすめ。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、まずは無料見積もり相談をしてみましょう。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もりも無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
ハクビシンを無事に駆除した後は、再発を防止するために侵入対策を行うことが大切です。実際に侵入された箇所は駆除業者にふさいでもらうことが確実ですが、それ以外にも下記のような侵入対策があります。
ここでは、自分でできる侵入対策を見ていきましょう。
今回侵入された部分以外にも、ハクビシンが侵入しやすい箇所があるかもしれません。
ハクビシンは頭さえ入れば、換気口などの細い隙間から侵入してしまいます。家にある隙間をチェックして、金属板などで封鎖しましょう。侵入しやすい箇所をふさいだ後は、劣化したり壊れたりしていないか定期的に確認することも大切です。
【ハクビシンが侵入しやすい主な箇所】
通常ならば隙間がなかったり、柵や網が用意されている箇所も、経年劣化や強風で壊れていることがあります。特に、海が近く潮風がある地域は錆びて脆くなるパターンもあり得ます。
増築したお宅の場合、小さな隙間ができていることがあるので、害獣被害が心配な方は一度業者に確認してもらいましょう。
ハクビシンは雑食で、たいていの食べ物を食べてしまいます。一度エサがあると認識すると、その近くで生活するようになるため、食べ物を撤去しておくことが大切です。
家庭菜園がある場合は、早めの収穫をおすすめします。ハクビシンの登れない高さの柵を用意すれば盗み食いを防げますが、ハクビシンは電線や木を伝ってかなりの高さを行き来してしまう害獣です。個人の柵で被害を防ぎきるのは難しいので、作物自体を早めに収穫してしまうことをおすすめします。
生ごみやペットフードも食べられてしまうので、屋外に置くのは危険です。もし屋内にしまえない場合は、ふた付きの容器を用意してそこに頑丈なカギをかけましょう。
落ち葉や雑草が放置された鬱蒼としたお庭、家同士の隙間は、ハクビシンが身を隠すのにピッタリです。
自分の身を隠せる場所に巣を作る習性があるため、落ち葉や雑草を放置するのはやめましょう。ハクビシンは臆病ですので、身を隠せる場所がなければ居つく可能性が低くなります。
ハクビシンが近づきたくない環境を整えたら、市販や自作の忌避剤をハクビシンの侵入口や通り道にしかけて対策します。
【自分で用意できるハクビシンの忌避剤の例】
このとき注意したいのは、通り道や侵入口に忌避剤を使わないと効果が薄いことです。匂いを使う方法も、音を使う方法も部屋・屋根裏・床下の隅や奥など届きにくい場所があります。
また、ペットと暮らしている場合はペットの健康に悪影響がないかを必ず確認しなければいけません。匂いでハクビシンを避けるタイプですと、人間にとってもストレスになることがあります。
ハクビシンに対する各自治体の取り組みは、下記のようなものがあります。
ここでは、自治体がハクビシン駆除に関して行ってくれることについて見ていきましょう。
自治体が直接ハクビシンを駆除してくれることはありません。
しかし、ハクビシン駆除のアドバイスやわなの貸し出しを行ってくれることはあります。
東京都江東区など、目撃情報マップを提供してくれる自治体もあります。
参考:東京都江東区「ハクビシン・アライグマによる被害を防ぐために」
中野区や小平市では、わなを設置してハクビシンを捕獲する事業を行っています。
参考:東京都中野区「ハクビシン・アライグマによる被害が続いたら」
参考:東京都小平市「ハクビシンとアライグマについて」
わなの貸し出し内容やアドバイスの範囲については各自治体で異なるので、市役所の窓口や保健所に問い合わせてみましょう。
狩猟免許がない個人がハクビシンを駆除することはできないため、自治体では駆除業者を紹介してもらえます。
中には「ペストコントロール協会」への問い合わせをすすめてくれる自治体もあります。
ハクビシンやネズミなどに関するイベント・セミナーを開催したり、調査研究を行ったり、防除及び防疫活動を行ったりしています。
ペストコントロール協会に加盟している業者は、確かな専門技術を持っているという目安になるため、安心して依頼できます。
このとき注意したいのは、自治体に紹介してもらった後に自分でホームページを確認する必要があることです。信頼できる情報を開示し、作業内容も確かな業者かどうかを自分で見極めていきましょう。
ハクビシンを見つけたら、自治体によっては補助金・助成金を使えることがあります。
ここでは、ハクビシンに関する上記の補助金・助成金について紹介していきます。
全国には農作物に被害をもたらす有害鳥獣のための電気柵などの設置に補助金を出す自治体があります。
ハクビシンは有害鳥獣に該当することが多いので、お住まいの地域に補助金制度がないか確認してみましょう。
例えば「駆除の達人」の営業所がある自治体の支援状況は、下記のとおりです。
鳥取県 | 鳥獣による被害の対策について:参照・鳥取市「鳥獣による被害の対策について」 |
島根県 | 有害鳥獣被害対策事業補助金 :参照・出雲市「出雲市有害鳥獣被害対策事業(被害防止施設整備事業)補助金について【森林政策課】 |
岡山県 | 美咲町有害鳥獣駆除促進補助金交付要綱:参照・美咲町「美咲町有害鳥獣駆除促進補助金交付要綱」 |
広島県 | 防護さく設置事業補助金:参照・東広島市「防護さく設置事業補助金」 |
長崎県 | 鳥獣対策関連の補助制度:参照・長崎県「鳥獣対策関連の補助制度 | 長崎県」 |
福岡県 | 農業者の方が行う鳥獣対策の取組みへの支援について:参照・福岡市「農業者の方が行う鳥獣対策の取組みへの支援について」 |
佐賀県 | 基山町鳥獣被害防止対策補助金:参照・基山町「基山町鳥獣被害防止対策補助金を創設しました。」 |
香川県 | 獣害対策用侵入防止さくの補助制度:参照・高松市「獣害対策用侵入防止さくの補助制度について」 有害鳥獣対策事業補助金:参照・観音寺市「観音寺市有害鳥獣対策事業補助金(電気柵等防除機具及び駆除用猟具)について」 |
参照:駆除の達人「ハクビシン駆除に補助金は使える?対象者は?【安く駆除するポイントを紹介】」
電気柵など、有害鳥獣から農作物を守る取り組みに補助金を出しているのはどの自治体も同じですが、対象になっている動物や団体は異なるので、市役所などで問い合わせる必要があります。
ハクビシンの捕獲に報奨金を出したり、ハクビシン用のわなの設置費用を助成したりしている自治体は多くあります。狩猟免許取得に関する費用を助成してくれることも多いです。
例えば、鹿沼市や富岡市ではハクビシンを捕まえた捕獲従事者に補助金が出ます。
参考:群馬県富岡市「中型獣捕獲奨励金の交付について」
参考:栃木県鹿沼市「有害鳥獣捕獲報償金について」
山形市など、ハクビシン捕獲を駆除業者に依頼する費用を助成してくれる自治体もあります。
参考:山形県山形市「タヌキ・ハクビシン捕獲等費補助事業について|」
長岡市など、わなの購入費用に助成金を出してくれることもあります。
参考:新潟県長岡市「ハクビシンなどの小型動物わなの購入補助制度」
その他「駆除の達人」の営業所がある自治体の支援状況は、下記の通りです。
鳥取県 | 鳥取県鳥獣被害総合対策事業費補助金:参照・鳥取県「鳥取県鳥獣被害総合対策事業費補助金」 |
島根県 | 狩猟免許取得費の助成制度について:参照・出雲市「狩猟免許取得費の助成制度について【森林政策課】 」 |
岡山県 | 捕獲報奨金:参照・岡山市「捕獲奨励金 」 |
広島県 | 狩猟免許取得費補助金について:参照・東広島市「狩猟免許取得費補助金」 |
長崎県 | 鳥獣対策関連の補助制度:参照・長崎県「鳥獣対策関連の補助制度 | 長崎県」 |
福岡県 | 狩猟免許取得等にかかる費用助成:参照・福岡市「農業者の方が行う鳥獣対策の取組みへの支援について」 |
佐賀県 | 狩猟免許を取得しませんか?~狩猟免許取得費用等の一部を助成します~:参照・佐賀市「狩猟免許を取得しませんか? ~狩猟免許取得費用等の一部を助成します~ 」 |
香川県 | 有害鳥獣捕獲奨励金の申請手続きについて:参照・さぬき市「有害鳥獣捕獲奨励金の申請手続きについて」 |
ここで挙げているのは補助金制度の一部ですので、詳しくはお住まいの地域の市役所の窓口などで問い合わせてみましょう。
ハクビシンは畑の作物への食害、天井や床下への糞尿被害による悪臭・シミ、足音による騒音のいずれかで住み着いていることに気づくことが多い動物です。しかし、実際に活動している姿を見つけてもすぐに捕獲・駆除することはできません。
無許可での捕獲・駆除が法律で禁じられた動物なので、害獣駆除業者に駆除してもらうのがおすすめです。
自治体に許可をもらえば駆除することはできますが、捕獲時のケガによる感染症リスク、糞尿被害の消毒、巣の撤去、再発防止対策の手間などを考えると個人での対応は困難と言えます。
相見積もりをと取って料金や対応を比較し、被害が拡大する前に対処してもらいましょう。
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