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2024年10月1日

ネズミを家から追い出す方法は、罠や駆除剤を使うか、業者に依頼するかの2通りです。
当記事では、それぞれの方法のメリット・デメリットや業者を選ぶポイントについて紹介していきます。

目次

ネズミを家から追い出す方法は、大きく分けて以下の2通りです。
ここでは、それぞれの方法のメリット・デメリットを紹介していきます。
ネズミを家から追い出すためには、ホームセンターや通販で買える罠や駆除剤が有効です。これらはネズミの通り道に設置して使います。
| メリット | デメリット |
| 費用が安い 気づいたときにすぐ対処できる | ネズミを駆除しきれない可能性がある ネズミの死骸を見る可能性がある ケガのリスクがある |
どのような罠を設置するかは、下記の表を参考にしましょう。
| メリット | デメリット | |
| カゴ型の捕獲機タイプ | 屋内・屋外のどちらでも効果的 | 捕まえたネズミを遠くに逃がす必要がある |
| 粘着テープタイプ | 取り扱いが簡単 | 通り道に設置しないと効果が薄い死骸の処分が必要 |
| 殺鼠剤タイプ | 大量のネズミを駆除しやすい | ネズミが好むエサの用意が必要死骸の処分が必要 |
粘着テープタイプは高い効果を発揮しますが、死骸になると毛が剥げたり、血まみれになったりするため、回収するときが辛いかもしれません。
毒餌もネズミが苦しんで死ぬことになるので、死骸を見たくない人にはおすすめしません。死骸がどこにあるのかわからなくなることにも注意が必要です。
ネズミが移動すると、黒い汚れのようなものが付着します。これはラットサインと呼ばれ、壁や家具の間にネズミが身体を擦り付けたサインです。
ラットサインを追いかけることで、ネズミの通り道を予想できます。
ネズミ駆除業者は、現地見積もりやWeb見積もりの後にネズミの追い出し作業をしてくれます。
| メリット | デメリット |
| ネズミの死骸を見ないで済む 侵入対策・消毒も行ってくれる | 費用がかかる業者選びが面倒 |
ネズミは自分でも追い出せますが、確実にすみかを見つけ、周辺を消毒する必要もあるため、専門家への依頼がおすすめです。
駆除の達人は、ネズミをはじめとする害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。
「駆除の達人」にはネズミを家から追い出した事例が数多くあります。ここでは、山口県美祢市の駆除事例について見ていきましょう。
初めに、1階の天井裏の糞清掃を行いました。所々が和天井でしたが、手の届く範囲でしっかりと作業しています。
糞清掃の後には、燻煙追い出し作業を行っています。平屋で天井裏が広いお宅でしたが、中央付近や壁のすき間にも煙がしっかりいきわたるように作業しました。
追い出しが終わった後は、外部の侵入口を封鎖しています。メインの侵入口だった床下通気口をパンチングメタルとコーキングで封鎖しました。
また、入母屋の両サイドや瓦と瓦の重なり部分が空いていたので、画像のようにパンチングメタルとコーキングで塞いでいます。

最後に、燻煙で追い出せなかったネズミを捕獲するためにトラップを設置して作業を終了しました。

ネズミを家から追い出すためには、ネズミが嫌う環境を作ることが大切。そのポイントは、下記の3点です。
ここでは、ネズミが嫌う環境を作るコツを紹介していきます。
ネズミを家から追い出すためにも、予防するためにも、エサになるものを放置してはいけません。
開封済みのお菓子や麺類だけでなく、生ゴミやペットフードも食べてしまうので、フタがある容器にしまいましょう。仏壇のお菓子やお花も、夜にはしまっておくのがベストです。
巣材がある場所にもネズミは寄ってくるため、撤去が必要です。
家の外の家庭菜園も、なるべく早く収穫して家にしまっておくことをおすすめします。
他にも、巣材の撤去が大切です。
【ネズミの巣材にされやすいもの】
上記リストのようなものがあれば、衣装ケースなどプラスチックのフタがついた容器にしまってネズミの被害を防ぎましょう。
ネズミは小さな隙間でも頭が入れば侵入してしまいます。例えば、下記のリストのような場所は侵入されやすいので注意が必要です。
【ネズミが侵入しやすい場所】
参考:目黒区「ネズミの被害を防ぐために!」
ネズミに食い破られるのを防ぐには金網や金属板で封鎖するのが基本ですが、簡単に終わらせたいときは、ネズミ除けネットでも対策できます。
瓦や屋根の間からの侵入も多いので、一軒家は害獣駆除業者への依頼をおすすめします。
例えば「駆除の達人」ならば、下記の画像のような封鎖作業が可能です。

ネズミの侵入しやすい場所は狭く、高所の場合はケガのリスクもあるため、駆除業者に依頼して安全に作業してもらいましょう。
ネズミの侵入口を封鎖するのが難しいのであれば、市販の忌避剤の設置でも対策が可能です。
数日~数カ月で効果が切れてしまいますが、業者に依頼するまでの応急処置としてはおすすめできます。
スプレータイプの忌避剤であれば、簡単に対策が可能です。
なお、粘着シートタイプや毒餌タイプにはペットが口にしてしまうリスクがあるため、止めたほうがいいでしょう。

ネズミを家から追い出し、再度侵入されないようにするには、駆除業者への依頼がおすすめです。その際、下記の手順を意識しましょう。
ここからは、業者を選ぶ際のポイントを紹介していきます。
依頼したいネズミ駆除の業者を見つけたら、Webサイトで企業の情報をチェックしていきます。
【ネズミ駆除業者のWebサイトのチェックポイント】
この他にも、損害賠償保険に加入している業者だと安心です。ネズミの巣を探す際には、天井や床下に入ることが多く、家を壊してしまう恐れがあるためです。
実績や口コミに関しては、自社のWebサイトだけでなく、害獣駆除業者を紹介しているサイトで良い口コミがあると信頼できます。ネズミ駆除の一括見積もりを作成するサイトであれば、口コミの掲載数も多いので一度確認してみましょう。
ネズミ駆除業者を選ぶ際は、3~5社に相見積もりを依頼するのがおすすめです。ネズミの駆除費用は糞尿被害の面積や巣の位置などで変動し、現地見積もりがないと相場を把握しづらいためです。
見積書を受け取った後は、作業項目から確認していきます。
【ネズミ駆除でよくある作業項目】
他の見積もりと比べて不自然に作業が多い・少ない業者は危険です。特に、合計金額しか書いていない業者は、契約後に「現場で追加の作業が発生した」と言って高額請求をする悪質業者かもしれません。
見積書の内容に不明点があれば、納得するまで問い合わせます。良心的な業者はきちんと説明してくれますし、「相見積もり中で、作業内容や料金を比較している」と伝えれば、契約を待ってくれます。
もし、契約を急かすようであれば、悪質な業者である可能性が高いので避けましょう。
ネズミの侵入口をそのままにしていると再度侵入されるため、封鎖する必要があります。
この作業そのものはどの業者も行いますが、保証の範囲と期間は異なるため、チェックが必要です。
例えば、部分保証と呼ばれる保証なら、その駆除業者が作業した部分からの再発に対処してくれます。一方、再発保証を設けている場合は、どの部分からの再発でも対処してくれます。
【ネズミの再発保証でチェックしたいポイント】
ネズミは発見のタイミングが早いほど家から追い出しやすく、対処費用も安くなりやすいので、定期的に侵入チェックをしてくれる業者がおすすめです。

ネズミを家から追い出す方法を探している方は、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、鳴き声に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

ネズミを追い出したいときには、一度市役所や保健所で相談してみましょう。下記のような支援を受けることができます。
ここでは、ネズミが出る家に対する自治体の取り組みについて解説していきます。
市役所などでは、ネズミを家から追い出す方法についてアドバイスや資料の配布を行っていることがよくあります。
参照:大阪市住吉区「ねずみ対策について (区民の方へ くらしの情報>環境衛生・動物・害虫など)」
自分でネズミを捕獲するために、箱わなやバネ式トラップ、カゴ式トラップなどを無料で貸してもらえるケースもあります。
参照:「ネズミの上手な退治法」
家庭で使える殺鼠剤を配布している自治体もあります。
参照:草加市「家庭用のネズミ駆除剤(殺そ剤)を配布しています」」
アドバイスの内容や貸し出し可能のわな、わなの設置を自分でするかどうかなどは各自治体で異なるので、一度確認してみましょう。
大田区のように、ネズミの侵入箇所が発見できない場合や封鎖方法がわからない人のために専門業者を派遣してくれる自治体もあります。
参照:東京都大田区「自身でネズミ防除を行っても、被害が収まらない場合」
市役所や保健所の職員が直接ネズミを家から追い出すことはありませんが、優良なネズミ駆除業者を紹介してくれるケースは多いです。
ネズミ駆除業者の紹介はペストコントロール協会でも無料で行っているので、そこに誘導されるケースもあります。
参照:藤沢市「ネズミに関すること」
ペストコントロール協会とはネズミなど身近な有害獣の駆除に対する業界に関する協会です。優良事業所及び各種資格者名簿を作成していたり、ペストコントロール技術者認証制度を発行するなどの活動をしています。
ペストコントロール協会に加盟しているということが専門技術や知識を持っているという目安なので、加盟している業者には安心して依頼できます。
ペストコントロール協会に紹介してもらった後は、どんな実績があって自分に合っているのかどうかを自分でチェックすることが大切です。
業者のホームページを見たり、見積もり依頼を出したりしていきましょう。
ネズミの駆除に対して補助金・助成金を出しているのは、2025年10月現在は東京都中央区です。「地域ねずみ防除促進事業」という制度で、ネズミの駆除に関わる町会、自治体、商店街および地域団体に対する補助金を出しています。
参照:東京都中央区「地域ねずみ防除促進事業のご案内」
上記以外にネズミの駆除に対して補助金・助成金を出す自治体は基本的にありません。
詳しく知りたい場合は、本サイトの「ネズミの駆除には助成金がほぼ出ない【業者・安く依頼するポイントを紹介】」をご覧ください。
ネズミが庭や畑に侵入するのを防ぐためには、ワイヤーメッシュ柵や防護柵の設置が有効です。
ネズミは農作物に被害を与える有害獣なので、侵入を予防する柵の設置費用や購入費用が助成の対象になることがあります。一度市役所などに問い合わせてみましょう。
参照:新潟県「野生鳥獣による農作物被害対策」
なお「駆除の達人」の営業所がある自治体の有害獣に対する支援状況は、下記のとおりです。
| 鳥取県 | なし |
| 島根県 | 有害鳥獣被害対策事業補助金 :参照・出雲市「出雲市有害鳥獣被害対策事業(被害防止施設整備事業)補助金について【森林政策課】 |
| 岡山県 | なし |
| 広島県 | 防護さく設置事業補助金:参照・東広島市「防護さく設置事業補助金」 |
| 香川県 | 獣害対策用侵入防止さくの補助制度:参照・高松市「獣害対策用侵入防止さくの補助制度について」 有害鳥獣対策事業補助金:参照・観音寺市「観音寺市有害鳥獣対策事業補助金(電気柵等防除機具及び駆除用猟具)について」 |
| 長崎県 | 鳥獣対策関連の補助制度:参照・長崎県「鳥獣対策関連の補助制度 | 長崎県」 |
| 福岡県 | なし |
| 佐賀県 | なし |
ネズミの侵入予防策が補助の対象になるかどうかやどんな団体・土地が対象になるかは自治体によって異なるので、一度市役所や保健所で確認しておきましょう。
ネズミを家から追い出す方法は、自分で罠や駆除剤を設置する方法と、業者に依頼する方法の2種類があります。ネズミを追い出した後の消毒や侵入対策を考えると、業者の利用をおすすめします。追い出すタイミングが早いほど費用を節約できるので、早めに対応しましょう。

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