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2024年8月30日
ネズミは24kHz~45kHzの高い音を嫌う習性があるため、その音を使った超音波器で追い出すことが可能です。しかし、次第に慣れてしまうという点と、超音波器の設置が難しいという点で注意が必要です。
本記事では、ネズミが嫌いな音をうまく利用する方法や、音では対処できない場合の対策方法を紹介します。
目次
ネズミが嫌いな音は24kHz~45kHzの高い音です。人間の耳には20KHz未満までしか聞こえないため、この音を使っても生活に影響はありません。ただし、ウサギやハムスターなどの小動物には聞こえるので、ペットがいるご家庭は注意しましょう。
この周波数の音でネズミを追い出すためには、ホームセンターや通販で買える超音波器の設置が必要です。値段は3,000円~5,000円で、部屋中に置くことでネズミを追い出してくれます。アプリを購入して、スマホ・iPhoneで対策することも可能です。
このとき注意しなければならないのは、部屋・天井・床下など、ネズミがいると思われる空間ごとに超音波器を用意する必要があることです。超音波は壁を透過できないので、超音波機を置いた部屋にしか効果がありません。
家具でできた物陰にも届きにくいので、部屋全体に超音波を行き渡らせるためには複数必要になるケースもあります。
超音波器以外にも、動画でフクロウやタカ、ワシなどのネズミの天敵の鳴き声を流す方法にも一定の効果があります。ネズミの侵入口や通り道と思われる場所で再生しましょう。
ネズミが嫌いな音を使った超音波器やアプリ、動画を使えばネズミを追い出すことはできますが、いくつかの欠点があります。
ここでは、注意点を具体的に解説していきます。
ネズミが嫌いな音にはネズミを追い出す効果がありますが、数日で慣れてしまいます。同じ周波数を流すうちに「騒音を感じるけれど、危険はない」と学習してしまうためです。
別の周波数の超音波器を用意すれば慣れることを防げますが、いつかは用意できる周波数がなくなってしまいます。
「なぜネズミが嫌いな音だけでは追い出すことができないのか」については、東京都保健医療局での実験で立証されてるので、気になる方は下記をご覧ください。
参考:東京都保健医療局|行政担当者のためのねずみについてよくある質問&回答集 Q6 超音波捕獲器は、効くのか。 P106
ネズミが嫌いな音は人間には聞こえませんが、動物には聞こえることがあります。例えば、ハムスターやウサギは似た周波数の音が聞こえるため、ストレスに感じてしまうことがあるようです。体調を崩してしまう場合もあるため、使用はおすすめしません。
ご自分のペットが聞こえる周波数が分からない場合も、市販の超音波器にはどんなペットに影響があるのかが書かれているので、必ず確認しましょう。
ネズミが嫌いな音で追い出しても、巣やエサがある限り戻ってくる可能性は高いです。追い出した後に侵入口を金網や金属板で封鎖しないと、ネズミの被害は解決しません。再び侵入される前に、下記のような場所をふさぐことが大切です。
【ネズミが侵入しやすい主な箇所】
このとき、屋根の周りの隙間など高所の作業が必要になります。自力での対処が難しい場合は、ネズミ駆除業者に依頼しましょう。
ネズミを放置すると、健康面や家屋へのダメージが発生してしまいます。その理由は、大まかに分けて下記2点です。
ここでは、ネズミによる被害が起こる理由と被害内容を紹介していきます。
細長い楕円形のフンが部屋の隅に散らばっているとき、ネズミの通り道になっている恐れがあります。糞尿は、放置時間が長いとシミになってリフォームが必要になることもあるため、気づいた時点で対処しましょう。
糞はネズミの種類によって色や大きさが異なりますが、どの場合も悪臭と感染症の原因になります。
ネズミの糞には、食中毒の原因になるサルモネラ症やレプトスピラ症・腎症候性出血熱(HFRS)などの命に関わる感染症の病原菌が付着しており、とても危険です。ネズミの歩いた場所や糞尿が触れたホコリを吸い込むだけでも感染することがあるため、追い出した後の消毒が必要です。
また、ネズミの身体に付着するダニ・ノミによる皮膚炎やアレルギーも起こり得るため、燻煙材などで駆除します。さらに、ネズミを捕食するためにイタチ・ヘビの害獣がやってくる事例もあります。
ネズミは畑の作物や容器に入っていない保存食など、何でも食べてしまいます。食べられてしまった場合、ネズミに食べられた食品だけでなく、その周辺に置いてあった食品も食べられなくなります。ネズミの身体に触れたことにより、病原菌やダニ・ノミが付着するリスクがあるためです。
ネズミは歯を削るために固いものをかじる習性があるので、柱、電話線、ガス管、家電のコードも危険です。欠けてしまうだけでなく、停電や火災のリスクもあります。
「カタカタ」「トタトタ」「カサカサ」「カリカリ」などの足音が、床下・天井裏・壁の中から聞こえることも問題です。さほど大きな音ではありませんが、夜間に聞こえることが多いため、不眠の原因になり得るでしょう。
駆除の達人は、ネズミをはじめとする害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、鳴き声を聞いたときに気軽にご連絡ください。
ネズミが嫌いな音は追い出しに有効ですが、戻ってきてしまうリスクがあります。追い出した後に巣・被害箇所の消毒やリフォームも必要なので、ネズミの駆除業者への依頼をおすすめします。業者を選ぶポイントは下記の3点です。
ここでは、業者選びの具体的なポイントを紹介していきます。
Googleなどの検索エンジンやChatGPTなどに「ネズミ駆除 お住まいの地域名」などのキーワードを入力すると、ネズミに対応できる業者が見つかるでしょう。
また、市役所などでネズミ被害を相談すると、業者を紹介してくれる場合もあります。どの方法で探したとしても、信頼できる業者かどうか、必ずWebサイトで確認することが大切です。
例えば、住所や代表者氏名は悪質業者である可能性が高いといえます。ネズミの駆除には資格が不要ですが、狩猟免許を持たない駆除業者は不安があるので避けたほうがいいでしょう。
ネズミの糞尿や食害で解体・リフォームが必要なときに備え、解体工事登録があることも大切です。
また、床下や屋根裏に入ってネズミの巣を撤去するケースもあるため、損害保険に加入している業者だとより安心できます。
次に口コミを確認していきましょう。自社サイトに掲載されたものだけでなく、ネズミ駆除業者を紹介するサイトや一括見積もりサイトに良い口コミがある業者がおすすめです。
ネズミ駆除の相場は分かりにくいため、相見積もりをとって料金を比較することが大切です。現地を見ないと判断できない部分が多いので、無料で現地見積もりに対応できる業者を3~5社選んで依頼しましょう。
見積もりを入手した後は、他と比べて不自然に多い作業項目がないかチェックします。作業項目が少なすぎたり、合計金額しか書いていない場合は、契約後に作業を追加し、高額な料金を請求されるリスクがあるのでやめましょう。
作業に関しては、疑問点がなくなるまで質問して納得できた段階で契約することが大切です。
良心的な業者であれば、相見積もりをしていると伝えれば契約を待ってくれるので、質問に答えず契約を急がせる業者も避けたほうが安全です。
ネズミを駆除した後は、再度侵入されないための対策が必要です。契約の前に確認しておきましょう。
ネズミの再発保証には、今回の業者が作業した部分からの再発が対象になる「部分保証」とすべての箇所でも再発した時点で対象になる「侵入保証」の2種類があります。
【ネズミの再発保証でチェックしたいポイント】
ネズミの駆除は早ければ早いほど費用を抑えられるので、定期的に再発をチェックしてくれる業者への依頼をおすすめします。
ネズミが嫌いな音による撃退は一定期間しか効果がありません。根本的な駆除・対策のためには、即日駆除も可能な「駆除の達人」をご検討ください。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、ネズミの侵入に気づいた時点でお気軽に相談・無料見積もりにお申し込みください。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
ネズミは高い音を嫌うため、超音波器やアプリで一時的に追い出すことができます。しかし、効果範囲が限られるので侵入経路に設置しなければいけないことと、慣れてしまうと戻ってくることが問題です。個人で対処しきるのは費用もかかるので、ネズミの駆除・消毒・侵入対策をすべて引き受けてくれる害獣駆除業者への依頼がおすすめです。
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