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2026年4月18日

シロアリの侵入を防ぐための対策に、ホウ酸を木材にしみこませるという方法があります。他の薬剤と比べて持続時間が長く、薬品特有の嫌な匂いがないことがメリットです。
本記事では、ホウ酸によるシロアリ対策の方法や注意点、業者の選び方などを解説していきます。

目次

シロアリ対策をホウ酸で行うと、下記のメリットがあります。
ここでは、ホウ酸処理の長所についてみていきましょう。
シロアリ対策に使われる薬剤は有機物であることが多いです。一方、ホウ酸は無機物系の化学物質であり、経年で分解されず、効力が半永久的に持続します。
長い間柱など家の木材を守ってくれるので、外来種のアメリカカンザイシロアリのように木材を食べていくようなアリに対して高い効果を期待できます。
参照:東京都保健医療局「シロアリ|読み物・パンフレット」
ホウ酸には防腐効果もあり、カビも防いでくれるのもメリットです。
ホウ酸と聞くと、害虫駆除に使われる有害な物質というイメージがあるかもしれませんが、人にとってホウ酸は比較的安全な物質だと言われています。
虫は体内でホウ酸を分解できませんが、人や犬、猫などの哺乳類はホウ酸を体内で分解できるので、使い方を守れば安全性が高いためです。
環境への負荷が他の薬品に比べると低く、薬品特有の匂いがないこともメリットと言えます。

シロアリ対策をホウ酸で行うと、下記のデメリットがあります。
ここでは、ホウ酸処理の注意点について見ていきましょう。
シロアリをホウ酸で駆除したいと考えたとき、ホウ酸のしみ込んだ木材を食べさせる必要があります。ホウ酸のしみ込んだ木材や、ホウ酸がついた仲間の身体をなめ合った場合、2~3カ月後に駆除される形になります。
つまり、家の木材をかじらせないと駆除できないことがデメリットです。
家の木材をかじられている時点でシロアリ被害を防げているとは言えません。シロアリに対する忌避剤と併用していく使い方がおすすめです。
ホウ酸は哺乳類にとって比較的安全ですが、どんな使い方をしても安全というわけではありません。そのため、まだ体が小さいお子さんや、ペットのいる家庭では危険な場合もあります。
なお、この健康への懸念と「駆除には向かない件」「ホウ酸で処理した部分のメンテナンスが困難な件」によって、しろあり対策協会ではホウ酸を認定薬剤に含めていないことも注意が必要です。
ホウ酸製剤は天然由来の無機物なので安全性が高いといわれることがあります。しかしながら、その主成分であるホウ酸は環境基本法に定める公共用水域の水質汚濁に係る環境基準において、人の健康の保護に関する環境基準でホウ素として1㎎/ℓ 以下(但し、海域には適用しない)と定められています。
引用:しろあり対策協会「ホウ酸系防蟻・防腐製剤について」
水質汚染以外にも、誤飲も危険です。木材をホウ酸で処理する分には誤って食べてしまうことはありませんが、ホウ酸団子でシロアリを駆除しようとする形での使用は、小さなお子様やペットのいる家庭にはおすすめできません。
ホウ酸は水に溶けやすいので、土壌処理には使えません。地下水や河川などに流出するおそれがあります。
しかし、シロアリの予防対策において、土壌処理と木材処理はどちらも行うことで高い防蟻効果が発揮されます。土壌処理を行うためには、ホウ酸以外の薬剤が必要になります。
この他、屋外や湿気の多い場所でも使えないことも弱点です。あくまで家屋の木材にしみ込ませるという形でしか使えないことに注意しましょう。

ホウ酸は家の木材にしみ込ませて使うので、新築であれば家を建てる前に処理してもらうことができます。
既にある自宅に対してホウ酸でシロアリ対策を行うためには、シロアリの駆除・対策業者に依頼するのがおすすめです。
自分でホウ酸水を用意して、シロアリが潜んでいそうな場所の柱や家の土台の木材部分に吹きかける方法がありますが、床下で作業することになるので危険です。土に吹きかけると、土を汚染してしまうリスクもあります。
また、シロアリは木材の中を食べてしまうので、専用の器材なしで調査すると被害を見逃してしまうかもしれません。
シロアリ駆除業者に依頼して、家全体を調査してもらった後に、ホウ酸で処理してもらうのが安全です。
このとき、調査結果によっては、ホウ酸以外薬剤や処理を提案されることもあります。
ホウ酸以外をおすすめされたときは「ホウ酸ではダメな理由」や「その処理が必要な理由」を納得できるまで説明してもらいましょう。悪質なシロアリ駆除業者は、不要に高いオプションや薬剤を勧めることがあるためです。
悪質な業者は質問を嫌がって契約を急がせますが、優良な業者ならば疑問点や施工内容を丁寧に説明してくれるので、信頼できるか見分けるポイントになります。
駆除の達人は、シロアリなど様々な害虫・害獣に対応できる害虫・害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、気軽にご連絡ください。

シロアリ対策をホウ酸で行ってもらうためには、業者に依頼するのがおすすめです。下記のポイントを意識しながら選ぶことが大切です。
ここでは、シロアリ対策業者を選ぶコツを見ていきましょう。
シロアリの対策業者を選ぶ際は、「しろあり防除施工士」に認定された社員のいる会社がおすすめです。シロアリ・腐朽・木材・薬剤・建築・防除施工の知識を持つ技術者がいることを保証してくれます。
参考:公益社団法人 日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士 」
シロアリや腐朽など生物劣化に関する住宅の検査診断の結果を専門的かつ中立的立場から報告・提案できる者向けの資格である「蟻害・腐朽検査士」が在籍していることも大切です。
参照:公益社団法人 日本しろあり対策協会「蟻害・腐朽検査士 」
代表者だけでなく、現場の作業員もこういった資格を持っている会社は、シロアリに対する知識・技術が高いと言えます。
その他にも、Googleマップなどの地図アプリや一括見積もりサイトにある口コミをチェックして、信頼できる業者かどうかをチェックするのも大切です。
シロアリ駆除・対策の実績が多い会社も作業がスムーズな傾向があるので、実績数も見ておきましょう。
シロアリ対策業者と契約する前に、必ず2~5社に見積もり依頼をして料金や作業内容を比較するのが大切です。聞き取り調査だけでなく、実際に作業箇所を点検して作成してくれる業者に依頼しましょう。
見積書を入手したら、下記の点をチェックしていきます。
【シロアリ対策業者のチェックポイント】
作業内容や単価を説明せず「一式」などと省略されている場合は、必要以上に高額なケースがあるので注意が必要です。
もし高額な工事やオプションをおすすめしてきたり、不安をあおるような説明だと感じたときは、他の業者と対応を比較して慎重に決めるようにしましょう。
少しでも疑問や不審点があるときに納得できるまで問い合わせることで、悪質業者に依頼することを防げます。
シロアリ対策が終わった後には、継続的なアフターケアが重要になります。一度対策した後も、施工箇所が劣化してしまうことがあるので、施工後の補償内容と期間をチェックしましょう。
【シロアリのアフターケアのチェックポイント】
保証期間内に床下や浴室など、シロアリが侵入しやすい部分を点検してくれる業者を選ぶことが被害を防ぐポイントになります。
シロアリ駆除・対策のアフターケアをチェックするときは、被害の再発時の対応のチェックも大切です。
再発時の補償内容は、大まかに分けて「施工保証」と「修繕費保証」があります。
施工保証とは、保証期間内にシロアリが発生した場合、再施工してもらうための保証です。
このとき、再施工の費用が無料なのか、割引になるのかという点は業者によって違うので、確認しておきましょう。
修繕費保証とは、建物の修復工事が必要になったときに使う保証です。修復工事の一部を負担してもらえます。
施工保証はどの業者も基本的に設けていますが、修繕費保証は含まれないこともあるため注意が必要です。
「修繕費保証がないから悪質な業者」というわけではありませんが、修繕費保証があれば数百万単位で負担してもらえるので、契約前にチェックするのがおすすめです。

シロアリなどの害獣駆除には即日駆除も可能な「駆除の達人」がおすすめです。
メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、まずは無料見積もり相談を受けてみましょう。
【駆除の達人の3つの強み】
駆除費用、殺菌・消毒費用、清掃費用、出張費用、深夜料金、休日料金、すべて込みで7,700円からの対応が可能です。
見積もり料金も無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

シロアリ被害・対策について解説したいときは、市役所などの自治体に相談するのがおすすめです。下記のような支援を受けられます。
ここでは、各自治体のシロアリに対する取り組みについてみていきましょう。
シロアリの対策の方法について知りたいときは、一度市役所に相談してみましょう。自分でできる対処や他のアリとの見分け方について教えてもらえます。
参照:秋田市「衛生害虫(シロアリ)」
市役所などの自治体の職員がシロアリを直接駆除することはありませんが、専門業者を探すときに便利な団体やその連絡先を教えてもらえます。
「一般社団法人 しろあり対策協会」や「ペストコントロール協会」を紹介されるケースが多いです。
参照:荒川区「くらしの中の虫「シロアリ」」
参照:世田谷区「シロアリについて 」
自治体のおすすめする団体に加入している業者は、シロアリ対策に対してある程度の知識を持っていることが保証されます。
「自分にあっているかどうか」「悪質な業者でないか」などは見積もり依頼などで対応を見て確認することになりますが、インターネットなどでやみくもに探すことに比べると信頼性の高い業者を見つけやすい傾向があります。
シロアリの駆除そのものに補助金・助成金を出す自治体は基本的にありません。
ゴキブリやハチなどの害虫駆除に補助金を出す自治体も、シロアリは除外していることが多いです。
しかし、福島県金市など、ごく少数の自治体で出ている場合はあるので、各自市役所などの窓口で相談してみましょう。
参照:金山市「カメムシなどの害虫駆除に補助金が出ます」
シロアリ対策で補助金を使いたいなら、自宅改修・耐震工事についての補助金を調べるのがおすすめ。シロアリによる自宅改修が該当する可能性があります。
なお「駆除の達人」の営業所がある自治体での自宅改修に関する支援の一部は、下記の表をごらんください。
| 鳥取県 | 鳥取県「とっとり住まいる支援事業」 |
| 島根県 | 雲南市「令和7年度 木造住宅耐震改修助成事業 」 |
| 岡山県 | 岡山県「令和7年度おかやまの木で家づくり支援事業について – 岡山県ホームページ(林政課)」 |
| 広島県 | 広島県「住宅振興施策のご案内 ~新築・改修等の支援制度~ 」 |
| 香川県 | 香川県「「かがわヒノキ」住宅助成事業のご案内」 |
| 長崎県 | 長崎市「令和7年度 住宅リフォーム支援補助金 」 |
| 福岡県 | 福岡市「木造戸建住宅の耐震化に向けた支援について」 |
| 佐賀県 | 佐賀県「佐賀県ふるさと木材利用拡大推進事業費補助金交付要綱・実施要領を一部改正しました」 |
*情報は令和7年度のものです。8年度のものは公開後、各自ご確認ください。
自宅改修に関する補助金は様々な条件があるので、一度窓口で「シロアリ対策にも使える制度はあるか」と質問してみましょう。
シロアリ対策をホウ酸で行うと、家の木材をシロアリが食べたときに駆除してくれます。ホウ酸がしみこんだ木材をかじらせることで駆除されるので木材をかじられてしまうという点には注意が必要ですが、長い間効果が持続します。
シロアリ駆除業者に依頼すれば、家を建てる前だけでなく、既にある家をホウ酸処理することもできます。3~5社に見積もりを頼んで、信頼できる業者に依頼しましょう。

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