シロアリ対策はいつやる?最適な時期・季節ごとの注意点・放置リスクを解説

シロアリ

シロアリ対策のうち予防は通年可能ですが、羽アリの発生時・新築から5年後・前回施工から5年後の3つのタイミングは特に対策が必要です。シロアリは冬も活動するため、被害を見つけたら時期を問わず早めの駆除が鉄則です。

本記事では、シロアリ対策に最適な時期・季節ごとの活動・対策が必要な3つのタイミング・放置リスク・対策方法を解説しています。

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シロアリ対策に最適な時期は?

シロアリ対策は、予防と駆除で適した時期が異なります。下記の表で整理しました。

対策の種類適した時期理由
予防通年可能シロアリは一年中活動するため
駆除発見後すぐ放置すると被害が拡大するため
業者依頼の予防8月〜翌3月がおすすめ繁忙期(4〜7月)を避けられる

シロアリは季節を問わず活動するため、予防対策に「この時期でなければならない」という決まりはありません。一方、すでに被害がある場合の駆除は、見つけ次第すぐに行うのが鉄則です。

予防は通年可能

シロアリ予防は、年間を通していつでも行えます。シロアリは冬眠せず一年中活動しているため、予防のタイミングを特定の季節に限る必要はありません。

業者が行うバリア工法は、家屋の木部や土壌に薬剤を散布する方法で、時期を選ばずに施工できます。思い立ったときが予防のタイミングといえます。新築や購入で予防処理の有効期限がわからない場合は、一度床下調査を受けて状態を確認しておくと安心です。

羽アリの発生時期(4〜7月)は要注意

シロアリの羽アリが飛び立つ4〜7月は、シロアリの活動が目に見える形で現れる時期です。この時期に羽アリを見かけたら、近くにシロアリの巣がある可能性が高いため、特に注意が必要です。

ただし、4〜7月はシロアリ駆除業者の繁忙期でもあります。予防だけが目的であれば、業者の対応が落ち着く8月以降から翌3月までの間に依頼すると、日程調整がしやすくなります。

駆除は発見後すぐが鉄則

すでにシロアリ被害がある場合は、時期を問わず発見後すぐに駆除するのが鉄則です。シロアリは冬眠しないため、放置している間も24時間休まず木材を食害し続けます。

羽アリや蟻道(ぎどう)を見つけたら、その裏に数千〜数万匹のシロアリが潜んでいる可能性があります。次の春まで待つ余裕はないと考え、すぐに専門業者へ調査を依頼しましょう。

参照:東京都保健医療局「シロアリ

季節ごとのシロアリの活動と対策のポイント

シロアリは一年を通して活動しますが、季節によって活動の様子が変わります。季節ごとのポイントを押さえておきましょう。

  • 春(3〜5月)は羽アリ・群飛のシーズン
  • 梅雨〜夏(6〜9月)は活動の最盛期
  • 秋〜冬(10〜2月)も活動は続く

春(3〜5月)は羽アリ・群飛のシーズン

春はシロアリの繁殖期にあたり、羽アリが新しい巣を作るために一斉に飛び立つ「群飛(ぐんぴ)」が起こります。ヤマトシロアリの羽アリは、4月下旬から5月にかけて日中に飛び立ちます。

この時期に羽アリを見かけたら、シロアリがいるサインです。羽アリが飛び立つ直前にあたる3〜4月に予防対策をしておくと、新しい巣が作られるのを防ぎやすくなります。春先は床下の点検にも適した時期です。

梅雨〜夏(6〜9月)は活動の最盛期

湿度と気温が高くなる梅雨から夏にかけては、シロアリの活動が最も活発になる時期です。シロアリは湿気の多い環境を好むため、梅雨の時期は被害が進行しやすくなります。

イエシロアリの羽アリは、6〜7月の夕方から夜にかけて飛び立ちます。この時期は床下の湿気がこもりやすいため、換気や点検を意識しましょう。雨が続いた後は特に床下の状態を確認することをおすすめします。

秋〜冬(10〜2月)も活動は続く

「冬はシロアリもいない」と思われがちですが、これは誤りです。近年の高気密・高断熱住宅では、冬でも床下が一定の温度に保たれるため、シロアリは活動を続けます。

シロアリは気温が6〜10度程度あれば活動できます。床暖房のある住宅や基礎断熱の住まいは、冬でもシロアリにとって快適な環境です。外が寒くても床下で食害が進んでいるケースは珍しくありません。冬場は浴室やキッチンなど暖かく湿気の多い水回りで被害が見つかることもあります。

シロアリ対策が必要になる3つのタイミング

シロアリ対策には、特に意識すべき3つのタイミングがあります。

  • 新築から5年が経過したとき
  • 前回の施工から5年が経過したとき
  • 羽アリ・蟻道を見つけたとき

新築から5年が経過したとき

新築住宅は、建築基準法によって防蟻処理が義務付けられています。しかし、この防蟻処理の薬剤の有効期間は一律で5年とされています。

参照:東京都保健医療局「シロアリ

新築から5年が経過すると、防蟻効果が低下してシロアリの侵入を許しやすくなります。最初のシロアリ対策は、新築から5年を目安に行いましょう。

前回の施工から5年が経過したとき

シロアリ駆除剤の有効期間は、一般的に5年程度です。人体や環境への影響を抑えるため、薬剤が自然に分解されるよう設計されているためです。

前回の施工から5年が経過すると、床下のバリア効果が低下し、再びシロアリの侵入リスクが高まります。被害が出てから駆除するよりも、5年ごとの予防を継続するほうが、結果的に修繕コストを抑えられます。

シロアリ対策の周期については、本サイトの「シロアリ対策は何年ごとに必要?周期・費用・業者の選び方を解説」で詳しく解説しています。

羽アリ・蟻道を見つけたとき

羽アリや蟻道を見つけたときは、時期を問わず「今すぐ」が対策のタイミングです。これらはシロアリがすでに建物に侵入し、一定以上の規模の巣を作っているサインです。

蟻道は、シロアリが移動するために作る泥の筋状のトンネルです。家の基礎や外壁に半円状の茶色い筋を見つけたら、シロアリがいる可能性が高いと考えられます。発見したらすぐに専門業者へ調査を依頼しましょう。

シロアリ対策を先延ばしにするリスク

シロアリ対策を先延ばしにすると、下記のようなリスクがあります。

  • 被害が静かに進行する
  • 修繕費用が高額になる
  • 住宅の耐震性が低下する

被害が静かに進行する

シロアリの被害は、ある日突然現れるものではありません。シロアリは人目につかない床下や壁の内部で、静かに、しかし着実に木材を食害し続けます。

被害の兆候が室内に現れたときには、すでに広範囲に被害が及んでいるケースが多いです。床がきしむ、ドアの建て付けが悪くなる、柱を叩くと空洞音がするといった変化は、被害が進行しているサインの可能性があります。気づかないうちに進行するからこそ、定期的な点検と予防が重要になります。

修繕費用が高額になる

シロアリ被害は、発見が遅れるほど修繕費用が高額になります。被害が柱や土台などの主要な構造材にまで及ぶと、駆除だけでなく建材の交換や補修が必要になるためです。

被害が出てから対処するよりも、5年ごとの予防を続けるほうが、トータルの費用を大きく抑えられます。シロアリ対策の費用については、本サイトの「シロアリ対策の費用は?相場の調べ方・安く抑える方法を解説」もあわせてご覧ください。

住宅の耐震性が低下する

シロアリに柱や土台を食害されると、木材が空洞化して住宅の耐震性が低下します。主要な構造材がもろくなると、地震の際に建物が倒壊するリスクが高まります。

被害が深刻化すると、家の資産価値の低下にもつながります。住まいの安全を守るためにも、早めの対策が大切です。

シロアリ対策には駆除の達人への依頼がおすすめ

駆除の達人は、シロアリなどさまざまな害虫・害獣に対応できる害虫・害獣駆除の専門業者です。電話・LINE・メールフォームでの相談は24時間可能ですので、シロアリ対策の時期が気になる場合に気軽にご連絡ください。

シロアリ対策の方法

シロアリ対策には、業者が行う工法と自分でできる予防があります。

  • バリア工法
  • ベイト工法
  • 自分でできる予防

バリア工法

バリア工法は、家屋の木部や床下の土壌に薬剤を散布して、シロアリの侵入を防ぐ方法です。シロアリ駆除の代表的な工法で、多くの業者が採用しています。

即効性が高く、すでに被害が広がっている場合に向いています。床下に潜って薬剤を散布するため、業務用の噴霧器やタンクが必要で、専門業者による施工が基本です。薬剤の効果は5年程度のため、定期的な再施工が必要です。

ベイト工法

ベイト工法は、毒餌(ベイト剤)を住宅の周囲に設置し、シロアリに巣へ持ち帰らせて巣ごと駆除する方法です。床下に潜る必要がないため、薬剤を散布できない住宅にも向いています。

効果が出るまで数週間〜数ヶ月かかりますが、人やペットへの影響が少ない点がメリットです。設置後はモニタリングを続けることが大切です。

自分でできる予防

本格的な駆除は業者に依頼する必要がありますが、シロアリを寄せ付けない環境づくりは自分でもできます。

  • 家の周りに木材やダンボールを放置しない
  • 床下の換気をよくして湿気をためない
  • 蟻道がないか定期的に確認する

シロアリは湿気の多い暗い場所を好むため、床下の風通しを良くすることが予防につながります。自分でできる対策については、本サイトの「シロアリ駆除は自分でできる?方法・注意点を解説」で詳しく解説しています。

シロアリ駆除業者を選ぶポイント

シロアリ駆除業者を選ぶ際は、下記の3点を意識して選びましょう。

  • 薬剤の知識・資格・認定・実績のチェック
  • 見積書の項目をチェック
  • 保証内容・アフターケアのチェック

薬剤の知識・資格・認定・実績のチェック

シロアリ駆除業者を選ぶ際は、下記の2つの資格に認定された社員が在籍している会社をおすすめします。

資格内容
しろあり防除施工士シロアリ・腐朽・木材・薬剤・建築・防除施工の知識を持つ技術者向けの資格 参照:公益社団法人日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士
蟻害・腐朽検査士シロアリや腐朽など生物劣化に関する住宅の検査診断の結果を専門的かつ中立的立場から報告・提案できる者向けの資格 参照:公益社団法人日本しろあり対策協会「蟻害・腐朽検査士

これらの資格を持つ業者は、シロアリの薬剤や施工に関する専門知識を持っています。実績数や口コミも業者選びの重要な判断材料になるため、Googleマップなどの第三者サイトもあわせて確認しましょう。

見積書の項目をチェック

シロアリ駆除業者と契約する前に、必ず見積書を入手して内容を確認しましょう。作業内容や使用薬剤ごとに単価が明示されていることが信頼できる業者の条件です。

「一式」と省略された見積書には注意が必要です。床下点検の際に写真や動画を撮影し、被害状況を見せてくれる業者は信頼度が高いといえます。

保証内容・アフターケアのチェック

シロアリ駆除が終わった後も、継続的なアフターケアが大切です。保証内容には施工保証と修繕費保証の2種類があります。

施工保証はどの業者も基本的に設けていますが、修繕費保証は含まれない場合もあるため、契約前に確認しておきましょう。保証期間の長さや定期点検の有無も比較ポイントです。

シロアリの駆除・対策には駆除の達人をご検討ください

駆除の達人をご検討ください

シロアリ対策の時期にお悩みの場合は、即日対応も可能な「駆除の達人」をご検討ください。

メールフォーム・電話で24時間問い合わせ可能なので、シロアリ対策を検討し始めた時点でお気軽に相談・無料見積もりをお申し込みください。

【駆除の達人の3つの強み】

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見積もり料金は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

シロアリ被害に関する各自治体の取り組み

シロアリ対策を検討するときは、市役所などの自治体に相談するのもおすすめです。下記のような支援を受けられます。

  • シロアリの特徴・対処法・業者の紹介などのアドバイス
  • シロアリ被害による自宅改修に対する補助金

シロアリの特徴・対処法・業者の紹介などのアドバイス

シロアリ対策を検討するときに市役所や保健所に相談すると、対処法のアドバイスや業者選びの参考になる団体を紹介してもらえます。リーフレットや資料を配布している自治体もあります。

参照:秋田市「衛生害虫(シロアリ)

業者選びの参考としては「公益社団法人日本しろあり対策協会」や「公益社団法人 日本ペストコントロール協会」を紹介されるケースが多いです。これらの団体に加盟している業者は、シロアリ対策に関する一定の専門知識を持っているため、業者選びの目安として活用できます。

シロアリ被害による自宅改修に対する補助金

シロアリ駆除そのものに補助金や助成金を出す自治体は、基本的にありません。ただし、福島県金山町など、ごく少数の自治体で害虫駆除に対する補助金が設けられている例があります。

参照:金山町「カメムシなどの害虫駆除に補助金が出ます

シロアリ被害によって自宅改修や耐震工事が必要になった場合は、補助金や雑損控除を活用できる可能性があります。改修工事を検討するときに窓口で確認してみましょう。

「駆除の達人」の営業所がある自治体での自宅改修に関わる支援状況の一部は、下記の表のとおりです。

都道府県支援制度
鳥取県鳥取県「とっとり住まいる支援事業
島根県雲南市「令和7年度 木造住宅耐震改修助成事業
岡山県岡山県「令和7年度おかやまの木で家づくり支援事業について – 岡山県ホームページ(林政課)
広島県広島県「住宅振興施策のご案内 ~新築・改修等の支援制度~
香川県香川県「「かがわヒノキ」住宅助成事業のご案内
長崎県長崎市「令和7年度 住宅リフォーム支援補助金
福岡県福岡市「木造戸建住宅の耐震化に向けた支援について
佐賀県佐賀県「佐賀県ふるさと木材利用拡大推進事業費補助金交付要綱・実施要領を一部改正しました

*情報は令和7年度のものです。8年度のものは公開後、各自ご確認ください。

まとめ

シロアリ対策のうち予防は通年可能で、業者依頼なら繁忙期(4〜7月)を避けた8月以降がおすすめです。一方、被害がある場合の駆除は、時期を問わず発見後すぐが鉄則です。

特に対策が必要なのは、新築から5年後・前回施工から5年後・羽アリや蟻道を見つけたときの3つのタイミングです。シロアリ被害は静かに進行し、放置すると修繕費用の高額化や耐震性の低下につながります。早めの予防と定期点検で、大切な住まいを守りましょう。

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